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バラマーケットで食べ歩き!グルメも通うロンドンの歴史ある市場へ足を運ぼう

この記事を執筆したライター:ロンドン在住「Sakura」さん

昨年9月に渡英して半年が経ちました。趣味はミュージカル鑑賞、ヨガです。休日はロンドン市内のマーケットへ行ったり、イギリス国内で小旅行へ出かけたりしています。在住者だからこそ知るロンドンの魅力をみなさんにお伝えしていきます。

【イギリス・ロンドン在住ライター執筆】バラマーケットはロンドンにあるマーケットの中で一番古い歴史をもつマーケットです。
さまざまなグルメフードや食材が売られていることから「ロンドンの台所」とも呼ばれ、ロンドンに住む地元民から観光客まで多くの人を魅了してきました。

この記事ではバラマーケットの行き方や基本情報、市場の見どころなどをロンドン在住者Sakuraさんが紹介していきます。

バラマーケット(Borough Market)の歴史


Photo by Sakura

バラマーケットは1000年以上の歴史を持つ、ロンドン最古のマーケットです。

約1000年前に商人たちが穀物、魚、野菜、家畜の取引を始めたのをきっかけに、20世紀末まで主に卸売市場として栄えていました。1775年にバラマーケットは一時閉鎖してしまいましたが、2年後の1777年に地元の住民により再興され、それ以来ずっと地元の商人によりチャリティで運営されています。

現在、バラマーケットには100以上の店が出店しており創業から1000年以上経った今もなお、地元民や観光客など多くの人々で賑わっています。

近年では世界各国のグルメフード店も増え、食べ歩きにも人気のスポットです。

「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」のロケ地としても有名


Photo by Sakura

「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」の序盤で、ナイトバスがハリーを乗せてロンドンの街を爆走するシーンはかなり印象的ですよね。ナイトバスが「濡れ鍋」前でハリーを降ろした場所が、バラマーケット横にあるストーニー通り(Stoney Street)です。
また、ハリーが宿泊していた「濡れ鍋」の部屋から外を眺めるシーンは高架横にあるパブの4階から撮影されたのだとか。

ハリポタロケ地について、以下の記事で詳しく解説しているのであわせて読んでみてくださいね!

バラマーケットの行き方と基本情報

住所と営業時間は以下の通りです。

●住所:8 Southwark Street,London,SE1 1TL
https://maps.app.goo.gl/Uuj8vBw73BZxF61L7?g_st=ic


Photo by Google Map

バラマーケットへのアクセスは、地下鉄を使うのがオススメ。
Northern lineとJubilee lineが通る、LondonBrige駅から徒歩4分。
南ロンドンのテムズ川沿いに位置するバラマーケット。周辺にはロンドン・ブリッジや、ロンドン塔もあります。合わせて観光するのも良いですね。

●営業時間

  • 月:定休日
  • 火〜金:10時〜17時
  • 土:9時〜17時
  • 日:10時〜16時

休日は多くの人で賑わいます。
人気店の前には長い列ができることもしばしば。
ほとんどのお店はテイクアウトのみなので回転率は意外と早く、並んでも20〜30分程かと思います。それでもゆっくり楽しみたいという方には平日がオススメです。


Photo by Sakura

写真のように座って食べられるスペースや、トイレも完備されています。

2024年版!バラマーケットの見どころを紹介


Photo by Sakura

ロンドン最大の食マーケット。
ヨーロッパ各地の食材や調味料や、世界各国の料理が食べられる露店がずらりと並びます。
ロンドン在住、筆者のオススメを種類別にご紹介します。

トリュフ製品・オイル・はちみつ系

●Tartufaia


Photo by Sakura

トリュフを使った調味料を扱うお店です。イタリア産のトリュフをふんだんに使用したオリーブオイルやはちみつ、お塩には店主のこだわりが詰まっています。


Photo by Sakura

店頭では試食もできます。

もちろん、本物のトリュフもあります。こちらの写真は香りのテイスティング用ですが、
スライスしたトリュフを瓶詰めした贅沢なものも。

大切な方へのお土産や、ご自分へのご褒美にいかがですか。

●Bianca&Mora


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イタリア産のチーズ、サラミ、調味料を扱うお店です。

筆者のオススメはバルサミコ酢。旨味と酸味、甘みが絶妙でここでしか手に入らない逸品です。中には木箱に入った100年熟成のバルサミコ酢もあります。

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12年熟成の100mlの商品が特に美味しくてオススメです。お手軽で買いやすく、お土産にも喜ばれます。

パテ・サラミ・チーズ系

パテ、サラミ、チーズのお店も豊富です。
小分けで販売しているところもあるので、ワインと合わせて購入しホテルでの晩酌を楽しむのも良いですね。

●Jumi Cheese

スイス産の手作りチーズ専門店。品揃えだけでなく、お店のスタッフのチーズ愛も本物。
お店がゆっくりしている時はチーズの美味しさや楽しみかたなどの説明を聞きながら、色々な種類のチーズを試食することができます。

まるでチーズラボに来たかのような気分が味わえるかも。

●Le Marché du Quartier

フランス産のパテや生ハム、サラミを中心に扱うお店です。


Photo by Sakura
ここで食べて頂きたいのが「パテ・クルート」。塩気の効いたパテがバターの香り高いパイに包まれており一度食べると病みつきになります。

精肉店&ミートサンド系

本格的な精肉店から、手軽に食べられるミートサンドなどお肉のお店も沢山あります。

●Northfield Farm

ソルトビーフ(塩漬け牛肉)で有名なお店です。


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オススメはソルトビーフサンド。この肉厚な断面はなんとも印象的ですね。
ソルトビーフとピクルス、そしてイングリッシュマスタード。シンプルながらもこの3つがベストマッチしてとても美味しいですよ。

オイスター&シーフード系

バラマーケットでは、新鮮な魚介類をその場で堪能することができます。

●Bomba Paella


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出来立てあつあつのパエリアが食べられるお店。いつも行列ができる超人気店です。

お魚屋さんが営んでいるのでエビやムール貝などの新鮮な魚介がたっぷり。お米も魚介の旨味をしっかり吸っていて文句なしの一品です。

バラマーケットに来たら、これを食べずには帰れません。

●fish!kitchen

イギリス名物のフィッシュ&チップス。ここバラマーケットでも食べることができます。
魚の種類は3種類から選ぶことができます。


Photo by Sakura
薄くてサクッとした衣が重すぎず、お魚自体はかなり大きいですがペロリと食べられます。
濃厚なタルタルソースをつけて召し上がれ。

●DORSET OYSTER BAR

ヨーロッパといえばオイスター(生牡蠣)ですよね。オススメはフラットオイスター。


Photo by Sakura

名前の通り平らで小ぶりの牡蠣ですが、旨味が凝縮されていて本当に美味しい。
トッピングはレモン、トマトソース、オニオンソースなどセルフスタイルなので味変も楽しめます。

ベーカリー

●BREAD AHEAD


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マーケットの小道にある行列のできる人気店。

販売テントのすぐ後ろに工房があるので、常に「できたて」を味わえます。



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特に人気なのがドーナツ。
粉砂糖でお化粧したふわふわの生地にたっぷりとクリームが詰まっています。

種類も豊富なので食べ比べもオススメ。

デザート系

●Hamble Crumble


Photo by Sakura

イギリスの冬のデザート、「アップル・クランブル」の専門店。
「アップル・クランブル」とは、りんごに砂糖とシナモンを加えて煮たものにクッキーのようなほろほろとした生地をのせた焼き菓子です。
イギリスのパブやレストランなどでもよく見かけ、アイスクリームや温かいカスタードクリームと絡めて食べます。
Hamble Crumbleは、伝統的なお菓子を自分好みにカスタマイズできる、そんな新しい斬新さのあるお店です。


Photo by Sakura

写真のように、下の層から①フルーツ ②クランブル ③トッピングと選び、自分だけのアップルクランブルを作ることができます。トッピングは、カスタードクリーム、ホイップクリーム、ヨーグルトの他にチョコレートやマシュマロなどもあります。

美味しいだけでなく可愛くて映えるので、どんなカスタマイズにしようかと思わずワクワクしてしまいます。
Hamble Crumbleはバラマーケットの他にもOld Spitalfields Market店、Camden Market店の2店舗があります。

ベジタブル&フルーツ・花屋

●Turnips



新鮮な野菜、果物、きのこ類が揃う八百屋さん。
中には珍しい種類のものもあり、見ているだけで楽しくなる場所です。


店頭で売られているスムージーは、新鮮なフルーツが丸ごと入っていて栄養満点です。

●WILD MUSHROOM RISOTTO made was SPELT

Turnipsが営むリゾット店。
以前はバラマーケット内にありましたが、今は八百屋のみマーケット内に残り、リゾット店は小道に移転しました。


Photo by Sakura

大きな鉄鍋で作られているのは、その名も「ワイルドマッシュルームリゾット」。
Turnipsの上質なきのこが惜しみなく使われており、仕上げのチーズと相まって濃厚で美味しいです。

バラマーケットで買い物する際の注意点

地元民や観光客と、常にたくさんの人で賑わうバラマーケット。
 
バラマーケットでもスリには十分に気をつけましょう。
ファスナー付きのショルダーバックを使う、持参する現金やカードは必要最低限にするなど対策が必要です。

余談ですが、バラマーケットにあるほとんどのお店でクレジットカードの使用が可能です。
アメックスは使えないこともあるので、ビザやマスターのカードがあると良いですね。

まとめ:バラマーケットで美味しいものに舌鼓を打ちながら満喫しよう


Photo by Sakura

いかがでしたか。食とは縁のないように思われるロンドンですが、実はこんなにも美味しいもので溢れています。バラマーケットはロンドンの台所とも呼ばれています。

ロンドンに来られた際は、ぜひバラマーケットに立ち寄ってみてください。

バラマーケットについてもっとくわしく知りたい方は、「ロコタビ」でロンドン在住のロコにサポートを依頼してみてくださいね。