パステイス・デ・ベレン | リスボン在住HIDEOYOKOIさんのおすすめスイーツ・お菓子

パステイス・デ・ベレン

現地語表記:Pastéis de Belém

【オススメ度】

★★★★★ by HIDEOYOKOI (5個満点)

パステイス・デ・ベレン

基本情報

 ジェロニモス修道院の修道士や修道女の唯一の楽しみは、厨房で作るお菓子でした。修道院の厨房でこっそりと作られていたお菓子は1820年の自由主義かくめいによるものでした。それにより現在の世界遺産ジュロニモス修道院が閉鎖され、多くの修道士・修道女は追放され、彼らが生きていくために売ったものがこの「パステル・デ・ナタ(Pastel de Nata)」です。

 こうした流れの中で、1837年には「パスティシュ・デ・ベレン(Pastéis de Belém)」というパティスリーが誕生しました。この店は現在も修道院時代そのままのレシピと味を忠実に守り続けています。ポルトガルでは国の中で一番美味しいエッグタルトの店と呼ばれています。

 私も試してみましたが、やはりポルトガルで1番美味しいエッグタルトだと思いました。

 観光シーズンは行列ができるほどで、お持ち帰りと店内でいただくこともできます。
2022年末現在、1個1.3ユーロです。

おすすめする理由と説明

 ポルトガルのベーカリーやカフェでよく見かける「パステル・デ・ナタ(Pastel de Nata)」別名エッグタルトの発祥の地がポルトガルです。

 このお店は19世紀初めから続く老舗、味も別格です。

リスボン在住のロコ、HIDEOYOKOIさん
情報の提供者(ロコ):

HIDEOYOKOI

 共同通信社を定年退職後、ゴールデンビザ取得により2018年12月よりリスボンに移住しました。   投資家、経営コンサルタントの他、米国統合心理学会のセラピスト(NLPトレーナー)の資格を持っています。心理学、脳機能科学、認知科学等を学び、2015年11月、チベット密教ゲルグ派の第14代ダライ・ラマ法王の高弟より僧籍を授与され在家出家しました。よろしくお願い申し上げます。  19...