煙袋斜路 | ペキン(北京)在住SEKIさんのおすすめショッピング・買物スポット

煙袋斜路

現地語表記:烟袋斜街

【オススメ度】

★★★★★ by SEKI (5個満点)

煙袋斜路

基本情報

清朝末期から1930年代にかけてこの通りでは、すでにタバコや水タバコ、パイプ、アンティーク、書、筆、庶民のグルメが売られていました。建物の建築様式は北京の特徴的なもので、北京の北側に位置する有名な文化街として知られ多くの文化人の足跡をたどることができます。
もともと「鼓楼斜街」と呼ばれていましたが、道の両出口にタバコのお店があったことから清朝末期に「烟袋斜街」と呼ばれるようになります。その後2007年には重点建築商店街8選に指定されました。
もともとこのエリアは元の時代から南からの水運の船着場として栄えており、当時の道路整備の基本となった胡同と呼ばれる東西南北に整理された町並みの中で、物流をより早くするために、故宮の真後ろに当たる道路、鼓楼大街へいち早く抜ける道としてとても珍しい斜めの道として「鼓楼斜街」作られました。
その後、清の時代には湖のほとりに貴族がすむ四合院が多く作られ、現在のような歴史景観を残す街となりました。
北京の悠久の歴史を感じながら、新旧北京のお土産をこの通りで選ぶのもなかなか良いのではないでしょうか?

おすすめする理由と説明

什刹海エリアへの入口にもあたるこの烟袋斜街には、全長232Mのなかに多くのお土産屋が並んでいるのですが、北京の観光地の中では一番と言っていほど種類が多く、また若者の多いエリアということもあって、おしゃれな雑貨などが手に入ります。
お土産に困ったら、この烟袋斜街を歩けば必ず気に入った物が見つかるでしょう!
服、雑貨、茶器、伝統工芸品まで幅広いお店が並んでいます。
またこの道は小吃街にもなっており、食べ歩きもできます。
すぐ隣は前海/后海ですので、湖のほとりを散策しながら北京の庶民グルメと味わうというのも雰囲気があります。
週末は込み合いますので、朝早めの時間帯、もしくは平日がおすすめです。

ペキン(北京)在住のロコ、SEKIさん
情報の提供者(ロコ):

SEKI

北京在住9年目になります。 個人でデザインアトリエを経営し、主に中国の映画、ドラマ衣装などの仕事をしております。その傍ら、これまでの経験やネットワークを活かし、通訳、生活サポート、ビジネスでのご紹介、進出のアドバイス、コンサルティングなどの仕事もしています。もちろん取材や展示会の通訳、商談通訳等も対応可能です。 また車を持っていますので、送迎や自家用車での観光を必要とされる方にも対応...