釜山のバス乗り方ガイド～路線図・料金・時刻表・アプリ・交通カード

【2020年最新情報】韓国・釜山の観光に便利なバスの種類や料金、交通カード、乗り方、路線図、時刻表、アプリ、観光におすすめの路線などを徹底解説！ バスを利用すれば、リーズナブルに行動範囲を広げることができます。この記事を参考に釜山のバスを乗りこなして、滞在を楽しんでくださいね。

釜山のバス事情

釜山にはバス路線が網の目のように張りめぐらされ、市民の足となっています。路線は少し複雑かもしれませんが、ポイントを押さえれば旅行者でも乗りこなせて、特に郊外に出かける時にはリーズナブルで大変便利な交通手段です。
釜山のバスの種類と料金、路線図、時刻表、乗り方などを見ていきましょう！

バスの種類と料金

料金表

※5歳以下の乳幼児は、乗客1人の同伴で2人まで無料です。

市内バス（一般バス）

釜山市内を走る一般的なバスで路線が多く、車体は水色と白です。赤と白の車体で観光バスのような2人席の、座席バス車両で運行する路線も一部あります。
海東龍宮寺（へドンヨングンサ）、太宗台（テジョンデ）、松島（ソンド）海上ケーブルカーなどに行く時に利用します。

急行バス（座席バス）

釜山市内と郊外を結ぶ赤と白の車体のバスで、車内の座席は観光バスのような2人席になっています。
海雲台（ヘウンデ）に行く時に利用する1003番などが急行バスです。

マウルバス

市内バスが運行していないローカルなエリアと市内を結ぶ、小型の緑色のバスです。古い車体は白とオレンジのこともあります。
甘川文化村などに行く時に利用します。

深夜バス

市内や郊外を22時頃～0時頃に運行するバスです。

空港リムジンバス

「Airport Limousine Bus」と書かれた白い車体のバスで、釜山金海国際空港から西面（ソミョン）・釜山駅・南浦洞（ナンポドン）方面行きと、広安里（クァンアンリ）・海雲台（ヘウンデ）方面行きの2路線が運行しています。

バスの路線図・時刻表・アプリ

路線図

こちらのサイトでバスの路線を調べることができ、バスの番号をクリックすると路線図を見られます。
韓国語で表示される場合は、ページ中ほどにある「Google翻訳」で日本語を選択してください。

Transit-INのサイト「釜山の市内バス、全ての路線案内」

バス停に時刻表はありません！

バス停には時刻表がなく、始発と最終便の時刻のみ表示されています。一部の主要なバス停には、到着までの時間を表示する電光掲示板があります。

路線・時刻検索は「NAVERマップアプリ」が便利！

路線が複雑で時刻表もない釜山のバスですが、韓国全土のバス路線を網羅している「NAVERマップアプリ」のルート検索機能が活躍します。現在地から目的地までのルート検索をして、バス路線が含まれていればその情報に従って移動すればよいので便利です。

NAVERマップアプリのダウンロード

便利な交通カード「T-money」「cash bee」

釜山でバスや地下鉄に乗る時に、あると絶対に便利なのが交通カード。「T-money（Tマネー）」と「cash bee（キャッシュビー）」の2種類があります。日本のSuicaやPASMOのようなICカードで、チャージして使います。以前販売されていた「ハナロカード」と「マイビカード」も使えますが、新規購入はできません。
交通カードはコンビニや地下鉄の駅の販売機で購入・チャージできます。交通カード本体の値段は2500ウォンからで、デザインによって多少変わります。
バスの車内で両替はできず運転手がお釣りを持っていないこともあるので、乗車前に交通カードを入手してチャージしておくのがおすすめです。
交通カードを利用すれば、30分以内のバスの乗り換え料金が無料になったり（料金の高いバスでは差額の支払い）、地下鉄に乗り換える場合は割引料金になります。また、コンビニなどでのお買い物やタクシーでも使えます。

バスの乗り方

1. 乗る

乗りたいバスがバス停に近づいたら、運転手を見て一歩前に出て、乗るアピールをしてください。アピールをしないとバスは素通りしてしまいます。バスが止まったら前方のドアから乗ります。

2. 支払う

支払い方法は現金か交通カードです。現金は料金箱に入れ、交通カードの場合は運転席近くのカードリーダーにタッチします。

3. 座るか手すりにつかまる

釜山のバスの運転は荒く、乗客が乗り次第急発進します。よく揺れて急ブレーキもあるので、空席があれば座り、立つ場合は手すりやつり革にしっかりつかまりましょう。

4. 降車ボタンを押す

降りるバス停が近づいたら、降車ボタンを押しましょう。
釜山のバスでは、次に止まるバス停と、その次に止まる一つ先のバス停が続けてアナウンスされます。
NAVERマップアプリでルートをたどれば、降りるバス停がわかりやすいでしょう。

5. 降りる

後方のドアから降ります。他のバスや地下鉄に乗り換える場合は、後方のドア付近にあるカードリーダーに交通カードをタッチしてから降りると、30分以内の乗り換え料金が無料や割引になります。乗り換えの予定がなくてもタッチしておけば、30分以内にバスや地下鉄に乗れば適用されるので、一応タッチすることをおすすめします。

観光におすすめの路線

急行バス1003番（海雲台）

南浦洞（ナンポドン）や釜山駅など市の中心部から、海沿いでビーチもある海雲台（ヘウンデ）に速く快適に行くことができます。観光バスのような座席でリラックスすれば、リゾート気分も倍増しますよ。

マウルバス1-1番・2番・2-2番（甘川文化村）

地下鉄1号線チャガルチ駅または土城（トソン）駅前のバス停から、甘川文化村まで10～15分で到着できるマウルバスです。始発のチャガルチ駅前から乗ると座れる可能性が高くなります。

市内バス100番・181番（海東龍宮寺）

釜山公社鉄道2号線の海雲台（ヘウンデ）駅7番出口前のバス停から、海東龍宮寺（ヘドンヨングンサ）に向かう路線です。同じバス停から、マウルバス海雲台9番でも行くことができます。

まとめ

いかがでしたか？　釜山では是非バスを活用して滞在を楽しんでくださいね。
釜山のバスについて質問があれば、ロコタビで釜山在住の日本人ロコに聞いてみるのもおすすめです。それでもバスでの移動が不安な方は、ロコに同行をお願いすることもできますよ。Q&Aは無料なので、お気軽に書き込んでみてくださいね。

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