美容院はフランス語でsalon de coiffure(サロン・ドゥ・コワフール)と言います。ニースには日本人美容師がいませんので、現地の美容院に行くことになります。日本人の太くて硬い髪質とかわいいヘアスタイルの好みは、フランス人の細くて柔らかい髪質とエレガントな好みとは違い、思い通りのヘアスタイルにしてもらうのは簡単ではありません。それでも希望のヘアスタイルに近づけるよう、ニースで美容院に行く際に役立つ情報をまとめました。

ニースの美容院について

ニースには美容院が多く、中心街では数十メートルに1軒は美容院があります。リゾート地で外国人も多いので、簡単な英語なら通じるところがほとんどです。

メニューと料金体系

お店の前にレディース(femme:ファム)・メンズ(homme:オム)の別にメニューと料金が表示されています。

カットは通常、シャンプー(shampooing:シャンポワン)+カット(coupe:クープ)+ブロー(brushing:ブラッシング)のセットメニュー料金(forfait:フォルフェ)となります。ドライカットは一般的でなく、セットメニューにしない場合でシャンプーなしでも一度すすいでからカットして乾かすので、ブロー料金が加算されます。

レディースは髪の長さで料金が変わります。耳までのショート(court:クール)、肩までのセミロング(mi-long:ミ・ロン)、肩より下のロング(long:ロン)の3種類で、長さの表記がない場合はショートの料金です。

メニューには他に、トリートメント(soin:ソワン)、カラー(couleur:クルー)、パーマ(permanente:ペルマナント)、ストレートヘアアイロン(lissage:リサージュ)などがあります。

料金の相場

ニースの美容院の相場は3段階に分けられます。料金と技術は必ずしも比例しません。
レディース・ショートとメンズのシャンプー+カット+ブローのセットメニュー料金の相場です。

  • 格安サロン:レディース20€前後、メンズ10€前後
    ニース・ヴィル駅周辺の移民街、ガンベッタ大通り以西の学生エリアなどに点在。

  • 一般サロン:レディース40€前後、メンズ25€前後
    ニース市内の標準的なサロンの料金です。

  • 高級サロン:レディース80€前後、メンズ50€前後
    DESSANGE(デサンジュ)やCARITA(カリタ)などブランドのチェーン店です。

おすすめの美容院

Les Empereurs

ニースエトワールショッピングセンターの裏の広場にある美容院。ベトナム系のネイリストがいて、美容師はアジア人の髪質に理解があります。料金は一般サロン+10€程度。

Les Empereurs


Jean-Michel Pascal Coiffure

地元で大人気、世界大会優勝経験があり技術に定評のある美容師の老舗サロン。ベーシックなヘアスタイルから斬新な流行最先端のヘアスタイルまで対応します。一般サロンの料金です。

Jean-Michel Pascal Coiffure

  • 住所:3, rue Tonduti de l'Escarène 06000 Nice
  • 電話番号:04 93 85 23 45
  • 営業時間:9:00~18:00、金曜日は21:00まで
  • 定休日:日曜日・月曜日
  • Webサイト:https://m.facebook.com/salonjeanmichelpascal/


美容院に行く際のアドバイス

  • 美容院・美容師選びのポイント
    アジア人の髪の扱いに慣れているか聞きましょう。金髪の北欧系より茶髪や黒髪のラテン系の美容師を選ぶ方が、希望のヘアスタイルに近づけてもらえる可能性が高くなります。茶髪や黒髪を金髪に染めていることもあるので髪の根本をチェックしましょう。

  • 予約
    基本的に予約制ですが、空いていれば予約なしでも施術してもらえます。

  • 希望を伝える
    メニューと料金を確認して美容師に希望のヘアスタイルを伝えます。黒髪、茶髪、アジア系、中東系といった自分の髪色や髪質に近いモデルの写真を見せることをおすすめします。美容師の好みで写真とは違うヘアスタイルにされてしまうことが多いので、嫌いなヘアスタイルも伝えておきましょう。黒髪は重く見えて短めに切られますので長めに伝えるとよいでしょう。

  • コミュニケーション
    南仏という土地柄、美容師はフレンドリーでおしゃべりです。施術中気になることがあれば遠慮なく伝えてください。

  • 日本とは違うサービス
    シャンプー台に首が当たり、シャンプーは雑で顔や耳に水がかかります。顔には布をかけませんので気になる場合はハンカチなどを持参しましょう。
    ロングヘアのカットの際は立たされることがあります。
    日本では定番の、髪の量を減らして軽く見せるためにすく技術(effiler エフィレ)は、フランスでは逆にボリュームを出すために使うそうです。髪質の違いで技術の使い方も違います。

  • チップ
    必ずしも必要ありませんが、快いサービスを受けたと思えたらお釣りの一部を残すなどして渡します。

日本人美容師に施術してもらいたい場合は

日本の丁寧なサービスが恋しくなったら、パリなどの大都市に行けば日本人美容師がいます。イタリア国境に近いニースからは、ミラノやローマに行くという手もあります。

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ローマの日本人経営美容院 YANK’S

まとめ

ニースの美容院では日本のようなサービスは期待できませんが、希望のヘアスタイルに近づけてもらうことは可能です。また、フランスならではのセンスで素敵なヘアスタイルに出会えるかもしれません。お気に入りの美容院が見つかるといいですね。