にこさん

アンコーナ、ワイナリー

にこさん

にこです
早速のお返事有り難うございました
返信の場所が、わからなくて
こちらからで良かったでしょうか
再度お聞きしたいのですが、今回行くのは
まとまったグループで、アグリツーリズモとワイン試飲ができるものを予約済みでして。
ご飯を頂く後か先に、ワインの作り方?などを説明されるようです。
イタリア語はわからないので、英語で説明をされ、それを私から同行している仲間に通訳する的なもののようです。
しかしワインも素人、通訳と言っても自信がないので
事前にどんな流れでどんな説明があるのか、それと、下調べはどのようにしたらよいのか?知りたかったのです。
何かアドバイス頂けたら大変嬉しく思います

2016年9月18日 11時31分

まささんの回答

ミラノ在住のロコ、まささん

ご質問ありがとうございます。
ワインに関しては、食品管理資格試験の課題のひとつでしたので理解しています。
流れとしては、
1.葡萄の品種の選択
2.葡萄の収穫時期の選択
3.収穫(ベンデミア)
4.踏み絞り(ピジャトゥーラ)・枝などの削除
  モストと呼ばれるジュースができます
5.タンク(ティーノ)への移動
6.浸漬(しんし)(マチェラツィオーネ)
  モストをそのまま置いていきます(赤ワインのみ)
7.第一発酵(イースト菌を入れます)
  糖分がアルコールと二酸化炭素へ分解されます
8.種・皮の取り除き
9.液体と皮と種を絞ったものを混ぜ合わせます。
9.第二発酵(赤ワインのみ)
10.樽などへの移動
11.熟成
以上が簡単な流れです。

ワインの構成

水分 65-85%
糖分 15-30%

タンニン(渋み)
アントチャーニ(赤ワインの色)
フラボノ(白ワインの色)
グリセリン
ビタミン
無機塩類
亜硫酸塩(防腐剤)

概略としてはこんな感じだと思います。

それでは頑張ってください。

2016年9月18日 13時25分

この回答への評価

にこさん
★★★★★

ご返信ありがとうございます
とてもわかりやすいです
アンコーナのワイナリーでもどこでも
この順番でぶどうからワインが作られていくという事ですね
あとは、この樽に何という名前のワインが何年寝かせているか?とか
そんなものでしょうか?

2016年9月18日 14時55分

追記

ミラノ在住のロコ、まささん

葡萄に関しては、ワイナリー毎に異なっていると思います。
ちなみに、アンコーナ周辺のワインは、
Colli Maceratesi bianco (コッリオ・マチェラテーズィ・ビアンコ)
Esino (エズィーノあるいはエズィノ)
Lacrima di Morro d'Alba (ラクリメ・ディ・モッロ・ダルバ)
Rosso Conero (ロッソ・コネーロ)
Rosso Piceno (ロッソ・ピチェーノ)
Verdicchio dei Castelli di Jesi (ヴェルディッキオ・デイ・カステッリ・ディ・イェーズィ)(白の高級ワイン)
がDOC(統制原産地呼称ワイン)であります。
また、DOCG(統制保証付原産地呼称ワイン)では
Il Castelli di Jesi Verdicchio riserva (カステッリ・ディ・イェーズィ・ヴェルディッキオ・リセルヴァ)があります。

基本的に、寝かせるワインは赤になりますが、Verdicchio は寝かせる白でも特別な種類です。年数は、品質によって違いがあります。

なお、DOCやDOCGでなくても十分美味しいワインがたくさんあります。好きなワインを美味しく飲むことをお勧めします。

2016年9月18日 15時29分

このQ&Aへのすべての回答はこちら

にこさん

アンコーナ、ワイナリー

にこさんのQ&A

すべての回答をみる