イスタンブールの旅行ガイド情報

イスタンブールの治安・安全対策ガイド〜危険な地区・エリア、スリなど事例と対策

.☆滞在に当たって当地在住者の注意している事☆
 滞在中は,日本ではないことを十分留意して行動し,危険を避けるようにしましょう。また,外務省,在トルコ日本国大使館,在イスタンブール日本国総領事館,現地関係機関,報道等を通じて最新情報を入手し,自ら安全対策に努めてください。

*全般的な注意事項
警察,軍駐屯地などの治安関係施設(待機場所や立哨地を含む),政府機関,各政党施設などはテロの標的となる可能性があるので,可能な限り近づかない。

また,外国人が多く集まる観光地や繁華街,各国の在外公館もテロの対象となる場合があることに留意し,不審な状況を察知したら,速やかにその場を離れるなど,安全確保に十分注意を払う。

地下鉄,トラム(路面電車),バスなどの公共交通機関(駅,バス停含む。)を利用する際は,不審物や不審人物に十分注意する。アンカラやイスタンブールの空港を利用する際には,セキュリティが厳しくなっていることを踏まえて,出発の際には充分な時間的余裕をもって空港に到着する。他方で,空港の発着ロビーには長時間滞在しない。

イスタンブール県など国内主要観光地等において,スリ,置き引き,偽警官による金品詐取,路上強盗,ひったくり,極めて悪質なじゅうたん販売(時には暴行を含む),ぼったくりバーなどの被害報告があるため十分注意する。

建物内及び街頭や公園などの野外を含め,放置された不審物(バッグ,袋,包みなど)やゴミ箱に爆弾が隠されている可能性に留意し,常に周囲に気を付け,不審物があった場合には近づかず,直ちにその場を離れる。

スリ,ひったくりのほか,空き巣及び車上荒らしの被害が報告されている。普段から玄関の鍵や窓の格子をよく点検するとともに,外出の際には施錠を確認する。また,街中では身の周りに十分注意する。車内に貴重品を放置したまま車から離れたり,夜間の路上駐車は避ける。

デモの際には,巻き添え被害に遭わないよう,デモが行われている現場や群衆が集まっている場所には近づかない。

トルコにおいて設備の整った病院で治療を受けたり,入院したりする場合,医療費は極めて高額。現在,トルコの情勢は決して安全とは言えないことから,海外旅行保険には必ず加入し,テロ事件やクーデター,戦争等の不測の事態に巻き込まれた場合でも治療費や入院費などが十分にカバーされる保険(戦争特約等)に加入する。

 海外渡航の際には万一に備え,家族や友人,職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。
3か月以上滞在する方は,在トルコ日本国大使館又は在イスタンブール総領事館が緊急時の連絡先を確認できるよう,必ず在留届を提出してください。(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet )
3か月未満の旅行や出張などの際には,渡航先の最新安全情報や,緊急時に大使館又は総領事館からの連絡を受け取ることができるよう,外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/ )

隣国のシリア,イラク,イラン,ジョージア,アルメニアについても別途危険情報が発出されていますので,併せて留意してください。

(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
 住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
 電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902,2903

(外務省内関係課室連絡先)
○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)(内線)2306
○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)(内線)3047
○海外安全ホームページ
 http://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版)
 http://www.anzen.mofa.go.jp/sp/index.html (スマートフォン版)
 http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (モバイル版)