海口旧市街地 | カイナントウ(海南島)在住日本人のおすすめ観光スポット

海口旧市街地

現地語表記:骑楼

【オススメ度】

★★★ (5個満点)

海口旧市街地

おすすめする理由と説明

★★ 海口騎楼について ★★
初期の騎楼建築群は1820〜1840年代に形成されました。1930年代にはすでに、「梁安記」「雲旭記」「遠東公司」「廣徳堂」など35業種の572の店舗があったそうです。 「五層楼」「大亜旅店」「泰昌隆」は当時有名な旅館、娯楽施設でした。

1931年、得勝沙路に「海口大厦」(通称「五層楼」)が落成しました。「海口大厦」は新中国成立前は海口市で最も高い建物でした。当時の海口は、騎楼が立ち並び、商業で賑わう町だったそうです。

騎楼の歴史は海口早期の対外開放と深い関係があります。清末期に結ばれた「天津条約」にともない、海口はほかの9都市とともに開港されました。開港後、東南アジアで財を成した華僑が故郷に戻り投資を開始、1849年には最初期の騎楼が水巷口、博愛北路一帯の四牌楼街区に形成されました。水巷口という名のとおり、以前この場所の水域は現在よりも広く、船が直接停泊できる場所でした。そのため、騎楼街区はこの場所から規模を拡大していきました。

現在は、庶民の食料を売っていた得勝沙路は繁華街となり、ランプ油やマッチで有名だった中山路は電器・電灯を売る店が、新華路、博愛路は家電や小物、布類を売る店が立ち並んでいます。