サンフランシスコの旅行ガイド情報

アメリカ・サンフランシスコの物価事情〜値段比較、外食費も調査しました【2019年最新情報】

【アメリカ・サンフランシスコ在住者執筆】アメリカは日本より物価が安いというイメージを持っている人もいると思いますが、サンフラシスコは全米の中で物価が高いと言われています。日本と比べて安いのか高いのかなど気になると思います。今回は、旅行にかかる平均的な予算やお買い物のできる場所、お土産やレストランの相場をご紹介いたします。ぜひ参考にして快適で楽しい旅行にしてくださいね。

あまり嬉しくない情報だと思いますが、全米でサンフランシスコは物価が高い街です。旅行者には関係がない話ですが、家賃はニューヨークを抜いて全米一高い場所なのです。しかも全米だけでなく2019年3月のZumperの発表では、香港を抜いて世界一家賃の高い街になりました。

サンフランシスコの現在の物価は?

家賃が世界一高いサンフランシスコの食品や服などの物価が気になりますよね。旅行したら、レストランで食事したり、カフェでお茶したり、もちろんショッピングも楽しみの一つだと思います。
サンフランシスコの物価も家賃が上がるにつれて、高くなっていることは事実です。しかしレストランやカフェ、服やコスメ等の相場は、東京のお洒落なレストランやカフェ、ショップと同じような価格です。

サンフランシスコの通貨

サンフランシスコの通貨は、アメリカドルです。
ここ一年(2018年5月から2019年4月)は、1ドルが108円から113円の間を行き来しています。

旅費の目安

日本からのサンフランシスコツアー(飛行機代、ホテル代含む)は、4つ星のホテルに宿泊するプランで、安い時期だと15万円くらいからあるようです。ただ安いプランは空港から送迎がついていなかったり、飛行機の乗り継ぎ時間が長かったりすることもあるので、よく検討することが楽しく快適な旅行には大切です。

食費については、日本と同じくどんな食事をするかにもよりますので、行ってみたいレストランなどがあれば、インターネットで検索し、お店のメニューを確認しておくと参考になるでしょう。またファストフードやスタバなどのカフェは、日本の値段とだいたい同じくらいです。

交通費に関しては、サンフランシスコはコンパクトな街なので歩こうと思えば、いろいろなところへ歩いて行けます。そうするとお金はかかりませんが、限られた時間内での旅行だと効率良く観光するには、交通機関を使用するのもおすすめです。サンフランシスコは非常に交通網が発達していますし、一日乗り放題パスなどもありますので、それを利用する方法もおすすめです。

  • ミュニ・ビジター・1デイパス(ミュニというバスと地下鉄が一日乗り放題):12ドル~
  • ミュニ・ビジター・3デイパス(こちらは三日間乗り放題のパス):29ドル~

など

特にお買い物ができるエリア

サンフランシスコでショッピングと言えば、ユニオン・スクエアです。
ユニオン・スクエアは、ホテルもたくさんあるので、ユニオン・スクエア周辺のホテルに泊まる人も多いかもしれませんし、交通の便がよく、何よりも高級ブランドからファストファッションブランドまで集まるショッピングに最適なエリアです。

サンフランシスコと地名の入ったお土産などは、フィッシャーマンズワーフ近くのピア39

曜日が合えば、ファーマーズマーケットに足を運んでみるのも楽しいでしょう。

そしてサンフランシスコ市内ではありませんが、サンフランシスコ・プレミアム・アウトレットでは、安くお買い物ができると思います。

人気・おすすめのお土産の相場

【人気お土産の相場】

品名 値段
ギラデリのチョコレート 5ドル前後
カリフォルニアワイン 1本3ドル~100ドル前後
ナッツ&ドライフルーツ 6ドル前後
エコバッグ 99セント~

サンフランシスコのお土産と言ったら、多くの人が「ギラデリのチョコレート」と答えると思います。昔のギラデリのチョコレート工場の跡地は、今ではサンフランシスコの観光地、ギラデリスクエアとなり、赤煉瓦の建物とそこから臨むサンフランシスコ湾は多くの人を魅了しています。
そして、サンフランシスコ周辺は、ブドウ畑やアーモンドをはじめとしたナッツの畑、桃・杏子・苺・さくらんぼなどの果物畑など、農作物が豊富に収穫できる場所ですので、ワインやナッツ、ドライフルーツもお土産に最適です。

ギラデリのチョコレート

昔からサンフランシスコのお土産と言えば、ギラデリのチョコレートです。1852年創業のチョコレートの会社で、サンフランシスコ国際空港にも人気のお土産として置いてあります。
様々な種類のチョコレート菓子がありますので、選ぶのもとても楽しいと思います。
写真のチョコレート菓子は、両方とも5ドル前後です。スーパーでも売っていて、スーパーだと多少安く買えます。

カリフォルニアワイン

最近はワインで有名なナパやソノマだけでなく、アウトレットが所在するリバモアもワインの産地として人気が出てきていますし、サンフランシスコ周辺はワイナリーがいっぱいあるので、お土産にも最適です。ワインの値段はピンキリですが、安いものだと1本3ドル(約330円)くらいからあります。サンフランシスコ郊外のソノマにある映画監督フランシス・フォード・コッポラのワイナリーのワインは、一本12ドル(約1300円)から100ドル(約11000円)を超えるワインもあります。どのワイナリーも試飲ができるので、ワイン好きならサンフランシスコ郊外のワイナリーを訪れて、試飲してお気に入りをお土産にするのもおすすめです。

ワインは日本に持ち帰れますが、一定の本数(容量)を超えると税金がかかります。そして日本に持ち帰るときはスーツケースに入れて、必ず預けましょう。液体ですので手荷物として機内持ち込むことはできません。(手荷物として機内に持ち込みたい場合は、出国審査後の空港の免税店で買うことをおすすめします。)

ナッツ&ドライフルーツ

ナッツやドライフルーツもお土産としては、とてもおすすめです。サンフランシスコ郊外は、アーモンド畑をはじめ、アプリコット畑、くるみ畑などもたくさんあり、日本で食べるナッツよりもミルキーで、ドライフルーツはジューシーでとても美味しいので試してからお土産にするものいいと思います。生の果物は日本に持ち帰ることはできませんが、ドライフルーツは持ち帰りができます。容量にもよりますが6ドル前後です。

ナッツとドライフルーツがミックスになったものおすすめです。

エコバッグ

安くてかわいいお土産ならば、食料品店などのエコバッグがおすすめです。特にトレーダージョーのバッグは人気があります。

バッグの素材にもよりますが、上の写真のエコバッグは99セント(約109円)です。

外食、食事の料金相場

レストラン

【レストランの相場】
※カジュアルか高級かによって値段も変ってきます。

料金
コース 約100ドル
前菜 10ドル台
メイン 20ドル~40台

サンフランシスコには、有名シェフのお店が多数あります。滞在中にそういったレストランで食事をするのも楽しみという人もいると思います。相場は東京の似たようなレストランとだいたい同じで、コースだと100ドルくらいを目安にするといいでしょう。詳しくは、訪れてみたいレストランのホームページでメニューを見られるので、それを参考に予算を組み立てるといいでしょう。
有名なレストランでなくとも、サンフランシスコはいろいろと趣向を凝らしたレストランがあるので、出発前にどこで食事をしたいかあらかじめ下調べをしておくと満足できる食事ができると思います。もちろん、レストランによって値段は違いますが、だいたい前菜は10ドル台、メインは20ドルから40ドル台が相場です。(ランチは少し安くなる傾向があります)

チェーンカフェ

料金
スターバックス トールラテ2ドル95セント
その他コーヒーチェーン 3ドル~5ドル

サンフランシスコは、コーヒーの街としても知られています。特にサードウェーブを代表するカフェの多くがサンフランシスコ発祥です。
一杯ずつ丁寧に入れたコーヒーは、チェーン店とは思えないほど美味しいので、コーヒー好きならぜひ試してみる価値ありです。もちろんスターバックスもあります。
スタバのトールラテは、2ドル95セント(約325円)です。
他のコーヒーチェーン店も価格は、コーヒー一杯3ドル~5ドルくらいです。

ファストフード

マクドナルドなどのファストフード店はいたるところにあり、価格は日本と同じくらいか、ものによっては若干高い場合もあります。相場は食べるものにもよりますが、一人一食5ドルを見積もるといいでしょう。
ビッグマックは、3ドル99セント(約440円)です。

サンフランシスコをはじめとするカリフォルニアは、健康意識の高い人も多く、ベジタリアン・ビーガン、グルテンフリーなどのレストランがたくさんあります。ファストフードもヘルシー志向が高く、カリフォルニア発祥の「ジャンバジュース」は、スムージーやアサイーボールなどで人気のファストフード店です。リフレッシュでき、お腹も満たされるのでおすすめです。相場は、大きさにもよりますが5ドル~7ドルくらいです。

まとめ

いかがでしたか?世界一家賃の高い街サンフランシスコの物価は、東京出身の筆者からすると東京とほぼ同じという感覚です。格安旅行を計画している場合は、事前にサンフランシスコ在住のロコに質問し、安くて美味しいレストランを教えてもらったり、ロコが通っているスーパーでお土産を購入するとかなり予算を抑えられると思いますよ。