アテネの旅行ガイド情報

ギリシャのコンセント形状はCタイプが主流!変換プラグや変圧器は必要?

ギリシャのコンセント事情をわかりやすく解説!

ギリシャのコンセントはCタイプ(一部SEタイプ)なので日本のプラグはそのまま使えず、変換プラグが必要です。

Cタイプが主流ですがまれにSEタイプのコンセントもあるので、2種類用意するか、マルチ変換器があると安心でしょう。

また、日本とギリシャでは電圧も違うので、一部の電化製品は変圧器が必要な場合もあります。

ギリシャで電化製品を使うときに必要なアイテムを事前にしっかり把握して、快適に旅行を楽しみましょう!

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ギリシャのコンセントはCタイプが主流

ギリシャのコンセントは「Cタイプ」と呼ばれるプラグ形状が主流です。

Cタイプのコンセントは丸いピンが2本ついた形状で、ヨーロッパでは広く使われています。
細長い長方形型のピンが2本ついた日本のコンセントプラグは「Aタイプ」と呼ばれ、Cタイプのコンセントには使えません。

そのため、ギリシャで日本のスマホやパソコンを充電したいときはCタイプの変換プラグが必要です。

まれにB・B3・SEタイプのコンセントがあることも

ギリシャのコンセントはCタイプが主流だとお話しましたが、まれに「Bタイプ」「B3タイプ」「SEタイプ」のコンセントが使われている場合もあります。

プラグのタイプ 特徴
Bタイプ Cタイプと同様に丸いピンが2本ついたプラグ形状。
Cタイプとはピンの大きと幅が違うので、使い回しはできません。
B3タイプ 丸いピンが3本ついたプラグ形状。
他のプラグは使いまわしできません。
SEタイプ Cタイプと同様に丸いピンが2本ついたプラグ形状。
Cタイプとピンの幅が同じなので一応使いまわし可能ですが、穴がCタイプよりも大きいのですぐ抜けてしまいます。

Cタイプ以外のコンセントには、基本的にCタイプの変換プラグが使えないので注意しましょう。

事前に宿泊するホテルのプラグ形状を確認して対応したタイプの変換プラグを用意するか、全世界のプラグ形状に対応できるマルチタイプの変換プラグを用意するのがおすすめです。

ヨーロッパ圏の国はギリシャと同じCタイプのコンセントが多い

ギリシャを旅行する際、イタリア、フランス、スペインなど、他のヨーロッパ諸国を周遊する方も多いでしょう。
ヨーロッパの国はギリシャと同じCタイプのプラグをメインで使用している国が多いので、Cタイプの変換プラグを持っていけば、他の国でもこと足りる場合がほとんどです。

しかし他の国でもギリシャと同様に、BタイプやSEタイプなど他のコンセントを使用している場合もあるので、やはりマルチタイプの変換プラグを持っていくことをおすすめします。

ギリシャで日本の電化製品を使うには変圧器が必要?

ギリシャの電圧は230ボルトなので、日本の100ボルトに比べて倍以上の電圧です。
そのため、一部の家電は電圧機が必要なケースもあります。

お手持ちの家電に変圧器が必要か見分ける方法は簡単で、電化製品に書いてある対応電圧を確認してみましょう。

画像のように「100-240V」という表記があれば、全世界の電圧に対応しているので変圧器は必要ありません。

100V対応の日本製ドライヤーやコテは変圧器が必要!


海外に持っていくときに注意したい家電が、日本製のヘアドライヤーやコテ、ストレートアイロンなどです。

一般家庭用に販売されているヘアドライヤーやコテはほとんどが日本の電圧にのみ対応で、海外では使えません。
海外にを持っていきたい場合は、海外対応の商品を購入するか、変圧器を用意しましょう。

変圧器を購入する際は、ギリシャの電圧である230Vまでアップトランス(電圧を上げること)できるものを選ぶ必要があります。

ギリシャで購入した家電は日本でも使える?

ギリシャでとても気に入った家電があれば、買いたくなってしまう場合もありますね。購入した家電は、必要なものを用意すれば日本でも使用可能です。

  • Aタイプの変換プラグ
  • 変圧器

まず、Cタイプのプラグを日本のAタイプに変えるための変換プラグが必要です。
こちらは100均などでコンパクトなものを購入するか、全世界対応のマルチプラグがあればそちらも使えます。

購入した家電の電圧が230ボルトのみ対応の場合は、変圧器も必要です。
230ボルトを100ボルトに下げるための「ダウントランス」タイプの変圧器を購入しましょう。

USBタイプの家電で電圧が全世界対応の場合、上記のプラグや変圧器は特に必要ありません。

さらに厳密にいうと、ギリシャと日本の一部(関西地方)では周波数も異なります。
ギリシャと関東地方は周波数が同じ50ヘルツなのですが、関西地方は60ヘルツです。
家電が50ヘルツのみ対応の場合、関西地方ではうまく使えない場合もあるため、購入する際はご注意下さい。

ギリシャ現地でも変換プラグ・変圧器は購入できる?

変換プラグや変圧器は、日本で用意するほうが値段が安い上に種類も多くおすすめです。
しかしうっかり忘れてきてしまった場合、ギリシャ現地でも購入可能です。

早く入手したい場合は現地到着後の空港で購入するか、もう少し安めに買いたい場合は市内の家電量販店で購入しましょう。
ギリシャにはPublic(パブリック)という家電チェーン店があります。

Public(パブリック)の店舗一覧はこちら

ギリシャ現地で充電に困ったときにおすすめのカフェ

ギリシャではWi-FIを提供しているカフェが増えてきているものの、日本のように電源のあるカフェや飲食店を見つけるのは少し難しいです。

そんなギリシャ旅行中にスマホの充電やノマドワークをしたい場合、比較的電源が確保しやすいカフェとして、以下2つのチェーン店がおすすめです。

スターバックスコーヒー(Starbucks Coffee)

日本でもおなじみのスターバックス。ギリシャにもいくつか店舗があります。

Wi-FIや電源の提供状況は店舗により異なるので、入店時に確認することをおすすめします。
来店の際は、ギリシャ限定のマグも忘れずにチェックしておきましょう!

ミケルコーヒー(Mikel Coffee)

ギリシャで人気のコーヒーチェーン店。スターバックスよりも店舗数が多いので見つけやすく、コーヒーの値段もスターバックスよりもリーズナブルです。
ケーキやサンドイッチなど軽食も販売しています。

※ただし、Wi-FIや電源の提供状況は店舗により異なるので、入店時にご確認下さい。

ギリシャ旅行中にコンセントを使う時、あると便利なアイテム

ギリシャを旅行するときに役立つコンセント周りのグッズを2つご紹介します。

他の国を旅するときにも使えるので、今後も海外旅行するなら用意しておいて損はありません。

Cタイプ・Bタイプ・SEタイプどの形状にも対応できるマルチ変換プラグ

ギリシャのようにコンセント形状が2つ以上ある国は意外と多く、それに応じた変換プラグを毎回用意するのは大変です。

そんなときに全世界対応のマルチタイプ変換プラグが一つあれば、どの国のコンセントにも対応可能!
なるべくコンパクトな変換器を選ぶと、コンセントの位置に左右されず使いやすいです。

スマホやカメラなど充電する機器が多い方には、USBポートが付いたタイプをおすすめします。

コンセントが複数差せる延長コードタイプの電源タップ

コンセントの数に合わせて変換プラグを用意すると荷物がかさむので、代わりに複数のコンセントが差せる電源タップを用意しましょう。
これなら電源タップに変換器プラグをつけるだけで複数の家電が一度に使えます。

延長コードタイプのものを用意すれば、ケーブルの長さに余裕ができるのでおすすめです。
コンセントの位置がテーブルやベッドより微妙に遠いときなども、充電する機器を床に置かずに済むみます。

ただし、日本の家電の場合は変圧器が必要なのでお忘れなく!壊れてしまいます。
スマホやPCなど「100-240V」という表記があるものは変圧器がなくても問題ありません。

まとめ:ギリシャのコンセントには変換器・場合によっては変圧器も必要!

ギリシャのコンセント事情を解説しました。
ギリシャのプラグ形状は日本と異なるので、日本の電化製品を使う際は変換プラグが必須です。
Cタイプのプラグが一般的ですが、まれに他の形状もあるので、全世界対応のマルチ変換プラグを持っていくことをおすすめします。
また、一部の家電は変圧器も必要なので、この記事を参考に確認してみてくださいね。

ギリシャ旅行に関して他にも不安なことがある人は、現地在住日本人に直接質問してみましょう。
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