妊娠、出産と言ったら、女性にとって一世一代の大イベントですよね。
ただでさえドキドキの出来事なのに、それを海外でするとなったら、当然不安に思うことでしょう。
でも、安心してください。ウィーンの医療機関は整っているので、安心して出産することができるんですよ。
今回はウィーンで妊娠、出産するにあたって、知っておくと便利なことを書いていきたいと思います。

妊娠したかな、と思ったら

妊娠したかも?と思ったとき、まずしておきたいことは日本と同じ。妊娠検査薬で妊娠している可能性があるかどうか自分でチェックしてみることです。
妊娠検査薬のことを、ドイツ語では「Schwangerschaftstest(シュヴァンガーシャフツテスト)」と言います。シュヴァンガーシャフツテストは街中の「Apotheke(アポテケ)」と呼ばれる薬局や、インターネットで購入することができます。価格は内容量や性能によってまちまちですが3~15ユーロ程度でしょう。
使い方は、日本のものと同じです。このテストで陽性反応が出たら、産婦人科で検査してもらいましょう。
行きつけの産婦人科があれば、そこへ。まだ産婦人科を受診したことがない場合はこれから通う産婦人科を探しましょう。
産婦人科はドイツ語で「Frauenarzt(フラウエンアルツト)」と言います。
赤ちゃんが産まれるまで頻繁に通うことになりますので、なるべく自宅から通いやすい産婦人科を選ぶようにしてください。

妊娠していることがわかったら

産婦人科で妊娠していることが認められたら、産婦人科で「Mutter-Kind-Pass(ムッター・キント・パス)」という手帳を渡されます。
これは日本で言う母子手帳のようなもので、何週にどの検査を受ければよいかということが書かれています。
このムッター・キント・パスに書かれている検査は、必ず受けるようにしましょう。
というのも、検査を受けると病院から検査を受けた証明としてサインと判子をもらえるのですが、この証明がないと子どもが生まれてから子ども手当がもらえなくなってしまうのです。
もちろんお金のためだけではなく、自分と赤ちゃんの健康のためにも必要な大切な検査です。忘れずに受けるようにしましょう。

働くママは証明書をもらうことも忘れずに

ウィーンで仕事をしている状態で妊娠が発覚したのならば、産婦人科で妊娠しているという証明書を書いてもらいましょう。
これは、職場にいつから産休に入るかを知らせるためでもありますが、これを提出した時点で雇用者はその人が出産するまで解雇することができなくなるというお守りの役割も果たします。
わたしはこの証明を流産の可能性が少なくなる3か月を待って職場に提出しましたが、妊娠を口実に解雇される不安がある場合には、妊娠がわかり次第すぐに提出すると良いと思います。

ウィーンで出産できる病院を探そう

妊娠していることがわかったら、産婦人科とは別に出産するための病院を探すことも大切です。ウィーンで出産できる設備のある病院は12か所。
以下が病院のリストが載っているサイトのリンクです。

Stadt Wien

https://www.wien.gv.at/gesundheit/spital/geburtskliniken.html
妊娠期間中には、病院でも数回の検査がありますし、破水するなどしてすぐに病院に行かなかなければならないことも起こりえますので、自宅から通いやすい病院を選ぶと良いでしょう。
自宅出産を希望する場合は、自宅出産も可能です。

助産師さんをつける? 頼りになるHebamme(ヘバメ)

オーストリアには「Hebamme(ヘバメ)」と呼ばれる助産師さんがいます。
ヘバメは出産前から、妊娠、出産の不安を聞いてくれたり、相談にのってくれたりします。また、中には陣痛の時間を短くしてくれるという鍼施術をしてくれる人もいるんですよ。
ヘバメの費用は、保険でカバーされる部分もありますが、自費になる部分もあるので、どの項目がいくらかかるのか、確認してから雇うようにしましょう。
少し費用はかかるかもしれませんが、ヘバメは出産に立ち会ってくれたり、出産後に家に来て赤ちゃんのお世話の仕方を教えてくれたりもする心強い味方です。
出産に不安を持っている人は検討してみると良いと思います。

気になるウィーンの出産費用は?

オーストリアの健康保険に加入している人が、ウィーンの病院で出産をする場合、ムッター・キント・パスで義務付けられている定期検診や出産費用は無料です。
出生前検査など、一部の検査は有料ですが、35歳以上の妊婦はこの検査も無料で受けることができます。
お金の心配をせず安心して出産の準備をすることができて、本当に嬉しいですね!

まとめ

海外で妊娠、出産をするということは、とても不安で緊張することだと思います。でも、オーストリアには日本のような妊娠期間中の厳しい体重制限もありませんし、産前産後休暇や育児休暇もしっかり整備されています。リラックスして過ごし、素敵なマタニティライフを満喫してくださいね!

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