日本と同じように徐々にヨガが一般的になってきている台湾。
台湾でヨガを始めて、すっかりその虜になった経験から台湾でヨガを習う際の心得や有名なヨガ教室をご紹介します。

台湾のヨガ教室について

言語

今回紹介する教室では日本語はほぼ通じません。台湾人の先生の場合は中国語、インド人やアメリカ人の先生の場合は英語での授業になります。
あくまで個人の感覚ですが、中国語に自信がない場合でも授業の中の動きなどは周りの人を見ていればなんとかなります。英語ができる場合は外国人講師のいる教室を選べば良いと思います。
ただ、契約の際には必ず中国語のわかる方についてきてもらいましょう。無料体験や体験入学をすると大体その場で契約になります。

持ち物

大体の教室でヨガマットやタオルはすでに用意されている のでヨガウェア+水筒だけ持っていけば大丈夫です。

料金

大体の教室が1年契約もしくは2年契約で毎日行き放題、月謝2600~3500元ほどの料金設定となっています。教室によっては行き放題ではなく、月固定回数で少し安いプランもあります。
現地の人の場合は2年契約のみ可能などの制約を設けている所もありますが、外国人の場合は比較的融通を効かせてくれますので自分の通いたい期間のみ契約しましょう。それでも最低1年は必要です。
料金も数百元レベルでしたら値下げ交渉可能なことが多いです。

解約

契約期間中に中途解約をすると違約金が発生しますが、他の人へ会員権を譲渡することはできます。もし急に帰国が決まっ たり、解約せざるを得ない不測の事態が発生した場合には、先に周りで代わりに教室に通いたい人がいないかを探してみま しょう。譲渡の際に必要な事項や、譲渡可能期間(教室によっては契約からXヶ月後から譲渡可能、などの規約があります)を契約時にあらかじめ確認しておくことをお勧めします。

ヨガの基本用語

  • ヨガ : 瑜伽(yujia)
  • チャイルドポーズ : 嬰兒式(yingershi)
  • ダウンドック : 下犬式(xiaquanshi)
  • コブラ : 眼鏡蛇(yanjingshe)
  • 山のポーズ : 山式(shanshi)
  • 太陽礼拝 : 太陽禮拜(taiyanglibai)
  • 三角のポーズ : 三角式(sanjiaoshi)
  • キャット&カウポーズ : 貓牛式(maoniushi)
  • 橋のポーズ : 橋式 (qiaoshi)
  • 板のポーズ : 平板式(pingbanshi)
  • ハタ : 哈達瑜伽 (hadayujia)
  • 陰ヨガ : 陰瑜伽(yinyujia)
  • ティラピス : 皮拉提斯(pilatisi)
  • ストレッチ : 伸展(shenzhan)

台湾の主なヨガ教室

PURE YOGA

http://www.pure-yoga.com/taiwan
講師 : 多国籍(台湾、インド、アメリカ等)
台湾のヨガ教室最大手。値段設定は他のヨガ教室よりも高めなものの、授業の質が良い事で有名。ヨガウェアブランドとのコラボイベントの開催、講師を招いたワークショップの開催といった課外活動も盛ん。インストラクター養成コースもあり。

SPACE YOGA

http://www.withinspace.com/
講師 : 多国籍
2店舗ながら根強い人気のあるヨガ教室。高めの値段設定。こちらも有名な先生が多数在籍していて授業に定評がある。講師を招いたワークショップやインストラクター構成コースもあり。

SHING YOGA 忻瑜珈

http://pranayoga.com.tw/
講師 : 台湾人のみ
1店舗のみ。個人個人に担当スタッフがついてレベルにあった授業の受け方など細かくアドバイスしてもらえるので初心者に特におすすめ。私はここでヨガをはじめてヨガが大好きになりました。いつも清掃が行き届いていて、シャワー室が多く授業後にシャワー待ち時間が少ないのも大きな魅力。

TRUE YOGA

http://www.trueyoga.com.tw/
講師 : 多国籍(台湾、インド、アメリカ等)
台湾の大手ジムグループ、True Gymが運営しているヨガ教室。
設備や内装が全体的にヨガ教室というよりジムに近い。ボリウッド舞踊やベリーダンスの授業もあり。系列のジムとセットで利用できるプランもあるのでジムもヨガも行 きたいという方にはおすすめ。

ROYAL YOGA

http://royalyoga.com.tw/
講師 : 多国籍(台湾、インド等)
とにかく授業の内容が豊富。ヨガはもちろん、ズンバやダンス、キックボクシング。他のヨガ教室にはないメニューもあるのでたくさん身体を動かしたいという方におすすめ。

スポーツセンターでのヨガレッスン

そこまでストイックにヨガをやるよりは週に一回くらい、数ヶ月だけ気軽に行きたい、という方には市が運営する「運動中心(スポーツセンター)」でのヨガ授業の受講がおすすめです。

台北市の運動中心(スポーツセンター)一覧

https://sports.gov.taipei/News.aspx?n=72185147F50EE4D5&sms=3E6C499860D1AD72

各運動中心のトップページから「運動過程」→ 「瑜珈健身系列」と遷移するとヨガの授業一覧が確認できます。
授業にもよりますが、平均一回1時間〜1時間半、2ヶ月〜3ヶ月で1ターム、料金は1200元〜2000元前後で受講することができます。毎週決まった時間を確保できて、週一回体を動かしたい、という方におすすめです。
上記で紹介したヨガ専門教室のインストラクターが出張で教えている場合もあるので授業によっては本格的なヨガも体験できますよ。

まとめ

台湾は日本より湿度が高くて天気も変わりやすいので、自律神経の不調が出やすいです。
ヨガを継続してやっていると自律神経が整ってよく眠れるようになったり、多少の天気変化でも不調が出なくなるので是非この機会に挑戦してみてください。