シドニーの旅行ガイド情報

シドニー入国審査・出国手続き〜出入国カード、イミグレーション

【シドニー在住者執筆】渡航前にチェックしておけば安心! スムーズに入国するために、シドニーの入国審査の手続きを解説します。入出国の流れや所要時間、入国カード・出国カードをまとめました。

渡航前の準備「ETASビザ」

観光でオーストラリアに入国の際は、ビザが必要になります。
3ヶ月以内の滞在であれば、ETAS(イータスビザ)がオンラインで取得可能です。申請手数料は20オーストラリアドルですが、旅行代理店や代行申請サービス会社は、各業者によって料金が異なります。
このビザは、ETA許可日から1年以内であれば、複数回渡航可能です。オンラインで2日ほどで取得できますので、忘れずに必ず出発前に申請して下さい。

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シドニーの入国手続きの流れと所要時間

「スマートゲート」を利用すれば、上手くいけば、約10分ほどで完了しますが、
普通に入国審査を行う場合、込み合ってる時間帯は、1時間以上かかる場合もあります。

1.入国審査

NonResidents(非居住者:日本人を含む外国人)の列に並びます。
空港係員の指示に従い、空いているブースへ進みます。順番がきたらパスポートと入国カードを提示し、顔写真撮影と 指紋のスキャンが行われます。また今回の渡航の目的、滞在日数などの簡単な質問があります。パスポートに入国スタンプがおされたら完了です。

2.荷物受け取り

ディスプレイで自分の便の荷物がでてくるターンテーブルナンバーを確認し、荷物をピックアップします。自分の荷物が出てこない場合や破損があった際は航空会社にクレームします。オーバーサイズの荷物は別なカウンターからになります。

3.税関審査

荷物をピックアップしたら税関審査へ移動します。申告するものがない場合は緑の表示の"Not Declare"に進み、税関係員に入国カードをご提示して下さい。入国カードの質問事項の欄に、一つ以上「はい」と答えた場合は、赤の表示の「Declare」に進み、税関係員の指示に従ってください。問題がなければすぐに通してくれます。税金を払う必要がある場合は納税カウンターで支払います。

申告が必要なもの

  • 食品、医薬品をお持ちの場合 食肉、家禽類、魚、海産食物、卵類、乳製品、果物、野菜類

【検疫】
税関にて検疫審査が必要と判断された場合のみお進みいただきます。
税関係員から返却された入国カードをお持ちのうえ、指示のあった番号へお進みください。
すべての持ち物に関して、X線、あるいは開披検査が必要となります。

出国時の手続き

1.搭乗手続き

搭乗手続き開始は、出発時刻の3時間前からになります。預ける荷物がある場合は2時間前くらいから混みあってくるので、時間に余裕ももっての行動をおすすめします。
カウンターでは航空券とパスポートを提示して搭乗券をお受け取りください。乗り継ぎがある方は、乗り継ぎ後のチケットも渡されるので必ず失くさずにお持ち下さい。

2.出国審査

パスポート、搭乗券と一緒に係官にご提示ください。
身長が120cm以上の方は、国籍およびeパスポート(IC旅券)所持の有無に関わらず、自動出国審査端末「SmartGate」(スマートゲート)の利用が可能です。新しく導入されたシステムですが、長い列に並ばなくていいのでとても便利です。
(通常約10分ほどで完了できます)
持込手荷物の検査は、出国審査後に行われます。

3.税関検査

出国審査の後、免税品につけた領収書を回収する箱がありますので、そこに入れます。
係員にチェックされる場合もあるので、免税品の入った袋はそれまで開封しないで下さい。

出入国カードの書き方

オーストラリア旅行の際に記入するのは入国カードのみ

関税申告書、出国カードが廃止されたため、現在オーストラリアに出入国する際は入国カードの書き方さえ押さえておけば大丈夫です。

入国カード

日本から直行便でオーストラリアに向かう際は、日本語の入国カードがもらえますが、アジアなどを経由して向かう際は、英語版になります。英語に自信のない方は、日本語版をあらかじめススマホのデータにいれておくことをおすすめします。

英語版

日本語版

日本語版はこちらからダウンロードできます。

まとめ

シドニーのイミグレーションのスタッフは、英語が話せない観光客の対応に慣れているので、心配することはないと思います。入国カードの英語版が不安な方は、スマホで辞書のアプリをダウンロードしておくと便利です。また、入国カードの滞在先を書いていないと書くように言われるので、ホテル名など必ず書くようにして下さい。
税関審査ですが、シドニー空港は食べ物など厳しく検査され、果物一つでも高い罰金をとられることがありますので気をつけましょう。快適な旅の始まりと終わりが迎えられるように準備しておきましょう。

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