裏外灘(もう一つのワイタン) | シャンハイ(上海)在住たけしさんのおすすめ観光スポット

裏外灘(もう一つのワイタン)

現地語表記:外滩地区

【オススメ度】

★★★★★ by たけし (5個満点)

裏外灘(もう一つのワイタン)

基本情報

南京東路から外灘にかけてのエリア
各建築物の入り口付近に「優秀歴史建築」というプレートが掲げられており、建物の由来について説明がなされています。

おすすめする理由と説明

“裏外灘”…外灘の裏通り(四川中路・江西中路など)。約100年余り続いた租界時代(1845-1945)には、決して外国人のみが租界の主役となっていたわけではありません。民族資本家と呼ばれる中国の企業家たちも重要な存在でした。買弁(外国人資本家と中国商人の仲介役)から身を起こした彼らは、1920年代より企業して紡績業や百貨店などを営み、またそれに投資する民族金融資本(民族系銀行)が成立します。この“裏外灘”に残る建築群は、当時の民族資本家たちの活躍の面影をみることが出来ます。

シャンハイ(上海)在住のロコ、たけしさん
情報の提供者(ロコ):

たけし

こんにちは、在住9年目です。上海の大学にて博士号を取得し、現在は上海について研究していますので、観光地の案内から、あまり観光客が訪れない場所までご案内出来ると思います。上海の魅力というのは、観光地はもちろんですが、町並み(租界時代の名残り・旧上海県城内の「古き良き上海」・日本人ゆかりの虹口「ホンキュウ」など)にもあります。お時間があれば、淮海中路や衡山路・武康路など旧フランス租界エリアをゆっ...