日本語 | ミュンヘン在住ミンガさんのおすすめ観光スポット

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現地語表記:日本語

【オススメ度】

★★★★ by ミンガ (5個満点)

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基本情報

中心部から西に6km離れたニンフェンブルグ宮殿は戦火の被害はなく当時のまま現存し、
中央駅のArnulfstrasseから路面電車17番に乗ると宮殿の前の停留所まで、12.分で到着します。(10分間隔)

停留所Nymphenburgで下車すると、白鳥が翼を広げたような白い宮殿が真正面に見えます。

チケットは宮殿の一階の売店で買えます。馬車博物館だけの見学では、博物館の入口でも買えます。用紙À4までの小さいバック以外、小さくてもリュックサックは無料ロッカーに預けなければいけません。ロッカーは宮殿の売店内のすぐ左側にあります。
庭園の中にあるアマリエンブルグ・Amalienburgは皇后アマリエの狩猟館でドイツ一美しいロココ芸術の傑作と言われます。
宮殿を背にして左斜めに4・5分歩くと庭園の中に姿を現します。
庭園には庭園の右斜めにカフェがあり(Rosengarten),数々のドイツケーキや軽食的な昼食も取れます(週末と祝祭日は、混雑可能性が大)

おすすめする理由と説明

夏の宮殿ニュンフェンブルグの馬屋博物館は珍しい馬車博物館・Marstallmuseumがあります。

ノイシュバンシュタイン城の観光の前後に、ルードヴィッヒ2世国王の「金の馬車や金の橇」と、向かいの棟には国王の当時の黒い革だけの装飾もない「公式の場の馬車」が並んでいます。プロイセン王国の下、ドイツ帝国は富国強兵を目指す明治時代のことでした。この2つの馬車を対比すると、戦争が嫌いでありエキセントリックなルードヴィッヒ国王の両面を知ることができるでしょう。
国王の数多い愛馬の馬具さえも、愛らしいプット達がドライアングルを持っている華麗なロココ様式なのです!

馬車博物館では、歴代の国王達の馬車の他に、マイセンと同様高価な歴代のニュンフェンブルグ陶磁器の陳列とルードヴィッヒ国王の「剥製の愛馬」も置かれています。

代々のヴィッテルスバッハ家が夏を過ごした宮殿内部の見学の他に、四季の変化に富んだ広大な庭園もお楽しみ下さい。19世紀の初頭に時代の先端の「イギリス風景」に変わります。すぐ近くにドイツ一華麗と言われるロココ調のアマリエンブルグ狩猟館も必見です!
市内の騒音から離れて庭園の散策をすると、鴨の親子や川鱒、白鳥達にカナダ雁達等の水鳥が、時間の流れを忘れさせてくれるでしょう。

ミュンヘン在住のロコ、ミンガさん
情報の提供者(ロコ):

ミンガ

【芸術と文化の街】と呼ばれるミュンヘン・バイエルンの首都に在住40年、観光ガイド通訳案内士を本業として30年少々、ミュンヘン・バイエルン州内と隣国オーストリアを中心に 「歴史・観光・郷土料理-郷土文化史」を愛する者です。 隣国オーストリア国を自由に案内できるように、オーストリア政府公認ガイドの免許を取得して、今日に至ります。(1995年より) ドイツはキリスト教化される前の土着の古い...