ロサンゼルスの物価を徹底解説～旅費の目安・観光やレストランの料金相場

【2019年最新情報】日本より物価が高いイメージがあるロサンゼルスの物価事情を徹底解説！　旅行にかかる平均的な予算や、お得にお買い物ができるエリア、ロサンゼルスで人気のお土産の相場などを詳しくご紹介します。ぜひ旅の予算を決める参考にしてくださいね。

2019年現在の物価・消費税率は？

アメリカの物価は年々上がっています。ロサンゼルスの現在の物価や消費税率を日本や他の都市と比較しながらご紹介します。

ロサンゼルスの物価は日本（東京・大阪）より安い？

世界中の生活関連データを集めたデータベースサイトNUMBEOによると、2019年のロサンゼルスの物価指数順位は39位となっています。

ニューヨーク、ワシントンＤＣ、サンフランシスコなどのアメリカの他の主要都市と比べると若干物価が安いと言えます。

東京や大阪よりも順位が下なので、ロサンゼルスの方が全体的な物価は安いと言えますが、旅行の費用に影響が大きい地代や外食費などはロサンゼルスの方が高くなっています。

世界都市別物価指数ランキング（2019）

出典：NUMBEO - Cost of Living Index 2019

よって、旅行者や短期滞在者にとってはロサンゼルスの物価は日本で生活するよりも少し高く感じると言えるでしょう。

ロサンゼルスのセールスタックス（消費税率）は9.500%

アメリカでショッピングをしたり、食事をした場合「Sales tax（セールスタックス）」（日本でいう消費税）がかかります。アメリカは州・郡・市がそれぞれの税率で課税しているため、州・郡・市によって税率が異なります。

カリフォルニア州の税率はアメリカのなかで最も高い7.250%となっており、ロサンゼルスは郡・市税2.250%をプラスして9.500%となっています。

アメリカ主な都市の税率（2019）

出典：TAX FOUNDATION - Sales Tax Rates in Major Cities, Midyear 2019

アメリカの通貨・為替レート

アメリカ・ロサンゼルスで使われている通貨はアメリカ合衆国ドル（通称：USドル、米ドル、アメリカ・ドル、＄）です。

通貨：USドル

現在流通している紙幣・硬貨は以下の通り。

• 紙幣（6種類）：1ドル、5ドル、10ドル、20ドル、50ドル、100ドル
• 硬貨（6種類）：1セント、5セント、10セント、25セント、50セント、100セント（1ドル）

ワシントンやリンカーンなどの歴代大統領の肖像が描かれています。

為替の推移

2019年は1ドル106円から112円で推移しています。

アメリカへ旅行へ行くなら円高（日本円の価値が高い）のときの方がお得です。
「1ドル＝〇〇円」の〇〇の数字が小さければ小さいほど、日本円の価値が高いということなので、日本円をUSドルに両替して旅行するのがお得ということになります。
同じ10万円でも1ドル106円と1ドル112円では両替したときに50ドル（約5500円）以上の差が出るので、為替の影響は侮れないですね。

なお、この記事でご紹介する値段や相場は1ドル108円で換算しています（小数点以下切り上げ）。

参考サイト：Investing.com USD/JPY

ロサンゼルス旅行の旅費の予算目安

では、ロサンゼルス旅行に行くのに一体いくらくらい準備すればよいのでしょうか？　シーズンや旅程、現地でのホテルのランクやアクティビティによっても費用は変わりますが、だいたい15万~25万円の予算が必要と考えておきましょう。

以下に3泊5日の大まかな旅費の目安を「格安旅行」と「プチ贅沢旅行」の2つのパターンでご紹介します。

参考サイト：スカイスキャナー、Booking.com

とにかく低予算で旅行したい！「格安旅行3泊5日」

航空券や宿泊費をかなり安く抑えれば15万以下で旅行することも可能です。

⇒【関連記事】激安！日本語OK！ハリウッドで1泊5,000円台以下で泊まれるAirbnbの部屋3つ | ロコタビブログ

ちょっとリッチに旅行したい！「プチ贅沢旅行3泊5日」

ホテルもそこそこのところに泊まりたい、ご飯も美味しいランチ・ディナーを堪能したいのであれば最低30万前後は必要になります。

ロサンゼルスの食費はいくらくらい？

ロサンゼルスのレストランなどで外食する際は、セールスタックス9.5%＋チップ15~20％がかかります。つまり、最終的な支払額はメニューに書かれている値段の1.3倍程度になることを覚えておきましょう。

外食（カフェ・レストランなど）の金額の目安

カフェやレストランで外食する場合の予算は以下のような感じです。

• 朝食・ブランチ：7~12ドル（756~1,296円）
• ランチ：10~15ドル（1,080~1,620円）
• カフェ・スイーツ：5~10ドル（540~1,080円）
• ディナー：20~50ドル（2,160~5,400円）

食費の目安は1日あたり50~80ドル（5,400~8,640円）といったところです。

朝食・ブランチの参考価格

• パンケーキ・プレート：7~12ドル（756~1,296円）
• トースト系：8~14ドル（864~1,512円）
• オムレツ・プレート：11~15ドル（1,188~1,620円）

ランチの参考価格

• タコス：3~5ドル（324~540円）
• ホットドッグ：6~8ドル（648~864円）
• ハンバーガー：6~13ドル（648~1,404円）
• サンドイッチ：9~14ドル（972~1,512円）

カフェ・スイーツの参考価格

• 各種コーヒー：4ドル前後（432円前後）
• ケーキなど：3~5ドル（324~540円）

ディナーの参考価格

• フィシュアンドチップス：10~15ドル（1,080~1,620円）
• パスタ：15~22ドル（1,620~2,376円）
• ステーキ・プレート：20~50ドル（2,160~5,400円）
• ビール：5ドル前後（540円前後）

ファストフード・カフェチェーン店の金額の目安

マクドナルドやスタバのような有名チェーン店の値段は日本とほぼ同じくらいです。

マクドナルド

• ポテトS：1.39ドル（150円）
• ハッピーミール：2.49~3.29ドル（269~355円）
• ビッグマック：3.99ドル（431円）

スターバックス

• カフェラテ・グランデ：3.65ドル（394円）
• キャラメルマキアート・グランデ：4.45ドル（481円）
• ブルーベリースコーン：2.45ドル（265円）

ロサンゼルスの交通費は日本と同じくらい

地下鉄・バス・タクシーの料金は日本より少し高いくらいであまり変わりません。ニューヨークやワシントンＤＣなど他の都市と比べると若干安いです。

地下鉄の料金

ロサンゼルスのMetro Rail（メトロレール）を利用する際はTAPカード（タップカード）を利用しましょう。

• TAPカードの発行（初回のみ）：2ドル（216円）
• 片道料金：1.75ドル（189円）
• 1DAYパス：7ドル（756円）

⇒【関連記事】アメリカ・ロサンゼルスの電車の種類と乗り方ガイド（路線図・切符の買い方・運賃）

バスの運賃

バスは主に2種類あります。

• Metro（メトロ）：現金・TAPカードともに1回1.75ドル（189円）
• DASH（ダッシュ）：現金は50セント（54円）、TAPカードは30セント（32円）

⇒【関連記事】アメリカ・ロサンゼルスのバス乗り方攻略ガイド（アプリ・料金・路線図）

タクシー料金

ロサンゼルスでは初乗りは2.85ドル（308円）で、そこから約180メートルごとに料金が加算されていくシステムとなっています。チップは15％が目安です。

• 空港～ダウンタウン：45~50ドル（4,860~5,400円）
• 空港～サンタモニカ：25~30ドル（2,700~3,240円）
• 空港～ウエストハリウッド：35~40ドル（3,780~4,320円）

⇒【関連記事】アメリカ・ロサンゼルスのタクシー乗り方ガイド（種類・料金・カード払い・便利なアプリ）

ロサンゼルスの観光費用は高い？

エンターテイメントの中心とだけあって、観光費用は割高です。定番のテーマパークは最低でも100ドルはかかります。もちろん料金に見合うだけのクオリティーなので行って損はありませんよ！

ユニバーサル・スタジオ・ハリウッドのチケット

ロサンゼルス観光で外せないのが、ハリウッドにあるこちらのテーマパーク。
チケットの種類がいろいろありますが、標準的なチケット料金は以下の通りです。

1-DAY（1-Day Genaral Admission）
- 大人：109~129ドル（約12,000~14,000円）
- 子ども：103~123ドル（約11,000~13,500円）

⇒【関連記事】ロサンゼルスのユニバーサル・スタジオ・ハリウッドのおすすめアトラクション8選

カリフォルニアディズニーランドのチケット（パスポート）

本家ディズニーランドも定番観光スポットのひとつ。1日券はシーズンによる価格変動制になっています。
園内には、①ディズニーランドと②ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャーという２つのパークがあり、遊べるパーク数を選ぶことができます。

1-DAYパスポート
- バリュー：1パーク97ドル、2パーク147ドル
- レギュラー：1パーク117ドル、2パーク167ドル
- ピーク：1パーク135ドル、2パーク185ドル

グリフィス天文台・プラネタリウムの入館料

ロサンゼルスの夜景を味わいたいならここ。入館料は無料です。
プラネタリウムの料金は以下の通り。

• 一般：7ドル（756円）
• 学生：5ドル（540円）
• 子供：3ドル（324円）

⇒【関連記事】ロサンゼルスのグリフィス天文台の行き方と見どころ

ロサンゼルスの物価～人気のお土産や生活用品の値段相場

ロサンゼルスに売っている食料品や生活用品、人気のお土産などの細かい値段をまとめてご紹介します。

食料品・飲み物

スーパーの値段は場所によってかなり変わります。ダウンタウンから少し離れた市街地であれば安く購入することができます。

• バナナ（2つ）：1ドル（108円）
• 牛乳（3.78L）：2.39ドル（258円）
• 卵（10個）：1.79ドル（193円）
• 食パン（6スライス）：1.29ドル（139円）
• 飲料水（500ml×48本）：4.99ドル（539円）
• コーラ（350ml×12本）：2.59ドル（280円）
• ビール・バドワイザー（500ml×20本）：14.99ドル（1,619円）

日用品・生活用品

日用品は日本とほぼ同じくらいの値段感です。

• 歯ブラシ：1ドル（108円）
• 歯磨き粉：2.99ドル（323円）
• シャンプー：3.99ドル（431円）
• ナプキン：2.99ドル（323円）

コスメ・化粧品

LA発の人気コスメも本場ならお手頃な価格で入手できます。お土産にもおすすめです！

• リップスティック：6ドル~（648円~）
• マスカラ：8ドル~（864円~）
• ハイライト：7ドル~（756円~）
• ペンシル：5ドル~（540円~）
• 日焼け止め（SPF50）：15~30ドル（1,620~3,240円）

服・ファッション雑貨

ハリウッド・ビバリーヒルズなどセレブの街ロサンゼルスはお買い物天国！　ロサンゼルス発祥ブランドを現地プライスでゲットしましょう。

• デニムパンツ：100~200ドル（10,800~21,600円）
• シャツ：50~150ドル（5,400~16,200円）
• ジャケット：200~300ドル（21,600~32,400円）
• サングラス：300~500ドル（32,400~54,000円）

お土産

バラマキ用ならチョコレート、ウケ狙いならオスカー像がおすすめ。女子にはコスメや練り香水が喜ばれること間違いなし！

• エコバッグ：3~5ドル（324~540円）
• 練り香水：8ドル（864円）
• ハリウッドのオスカー像（レプリカ）：9.99ドル（1,079円）
• チョコレートセット：10~20ドル（1,080~2,160円）

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ロサンゼルスでお得に買い物ができるエリア

日用品や食料品であれば郊外のスーパーがお得です。衣類やお土産を買うならアウトレットやフリーマケットで掘り出し物を探すのも楽しいですよ。

当然ですが、アメリカ発のブランド品は日本で買うよりもお得に買うことができるので、滞在中にたくさんゲットしちゃいましょう！

まとめ

ロサンゼルスは普通に生活する分には意外と日本とあまり変わりませんが、観光旅行となると少しまとまったお金が必要になります。
ぜひこの記事を参考にして、素敵な旅行の予定を立ててみてくださいね！

ロサンゼルスの物価事情についてもっと詳しく知りたい方は、現地在住の日本人（ロコ）に無料で相談してみましょう！

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