イギリス・ロンドン観光で絶対にするべき10のこと【2019年最新版】

【イギリス・ロンドン在住者執筆】世界で最も人気の観光都市のひとつであるロンドンには魅力的な観光スポットやアクティビティが溢れています。今回は、ロンドン在住者が日本からロンドンに来られる方に絶対におすすめしたい10のことをご紹介します。
ロンドン旅行のプラン作成にぜひ活用してくださいね。

イギリス・ロンドン観光で絶対にするべき10のこと

１．本場のミュージカルに酔いしれる

ニューヨークのブロードウェイと並び、世界的に有名なロンドン・ウェストエンドのミュージカル。
ロンドンでやりたいことのひとつに挙げる方も多いのではないでしょうか。
ミュージカル初心者の方も、英語が苦手な方にも、ロンドンのミュージカルは自信をもっておすすめできます。
数ある演目の中からおすすめしたい、３つのミュージカルをご紹介します。

オペラ座の怪人（The Phantom of the Opera）

1986年の初演から33年のロングラン上演を誇る、ロンドンを代表するミュージカルのひとつです。
ミュージカルに詳しくない方も名前は聞いたことがあるのではないでしょうか。
専用劇場「HER MAJESTY'S THEATRE」の外観や内装も雰囲気たっぷりで、特別なひとときを過ごせます。
哀しく切ないラブストーリーと素晴らしい音楽、ファントムの力強い歌声と同じ人間とは思えないヒロインの美しい高音ボイス、さまざまな仕掛けをご堪能ください。

レ・ミゼラブル（Les Miserable）

1985年からロンドンで上演されている普及の名作です。
原作は、ヴィクトール・ユゴーによる同名小説（日本では「あゝ無情」）であり、ヒュー・ジャックマン主演で上演された映画も大ヒットしたので、こちらもご存じの方が多いのではないでしょうか。
耳と心に残る名曲ばかりで、とくに大人数で合唱する曲たちは鳥肌ものです。
映画などで予習してから見るとより楽しめるかと思います。

ウィキッド（Wicked）

ロンドンのミュージカルといえば、上記のオペラ座の怪人とレ・ミゼラブルが２大ミュージカルになりますが、どちらも重めの悲しいストーリーです。
もう少し軽い気持ちで楽しめるミュージカルが良いなという方におすすめなのが、「オズの魔法使い」のアナザーストーリー「ウィキッド」です。
西の魔女エルファバの圧倒的な歌唱力は涙が出てしまうほど、感動の歌声です。

ロンドンでは、専用劇場で毎日同じ演目が上演されているので、見たい演目それぞれの劇場で見る形になります。
チケットの予約はオンラインがおすすめです。
サイト上で席を選び、チケットを購入し、当日予約票をプリントアウトやモバイルで掲示します。
チケット料金は、座席によって何倍も価格が異なりますが、せっかくの旅行時に見るのなら、ストールズの真ん中より前の席がおすすめです。

２．無料の博物館で世界中の宝物を鑑賞する

ロンドンには世界的に有名なミュージアムがたくさんありますが、なんとイギリスの美術館・博物館は、すべての人が芸術を楽しめるようにほとんどが無料になっています。
無料でこれだけの芸術作品を見られる国もなかなかないので、ぜひ興味がある分野のミュージアムを訪れてみてください。
数あるロンドンのミュージアムの中から、おすすめの３つの博物館をご紹介します。

大英博物館

世界中の文化的・歴史的価値のある品々が800万点以上所蔵されており、たくさんのミイラや、ロゼッタストーン、ギリシャ彫刻など、どれも日本ではなかなか見られない作品が一度に鑑賞できる大英博物館は、やはり一番おすすめの博物館です。ロンドン旅行では絶対に欠かせないスポットですね。

大英博物館の詳細や効率の良い回り方、おすすめの展示などは、こちらの記事↓を参考にしてください。

◆おすすめ記事：ロンドン大英博物館の見どころ完全攻略ガイド〜必見展示15選・所要時間、回り方、お土産、レストラン

ヴィクトリア＆アルバート博物館

世界最大規模の芸術とデザインの博物館であるヴィクトリア・アンド・アルバート博物館では、陶磁器、家具、衣装類、ガラス細工、宝石、金属細工、写真、彫刻、織物、絵画などの貴重なコレクションが見られます。
美しいカフェでゆっくりお茶やランチをいただくのがおすすめです。

ロンドン自然史博物館

恐竜や動物がお好きな方、お子様連れの方におすすめしたいのが、化石や標本、動物のはく製、鉱物や宝石などの貴重なコレクションが見られるロンドン自然史博物館です。
恐竜に関する展示が豊富で、化石から動く模型まで楽しめ、子どもたちにも大人気のミュージアムです。

３．無料の美術館で世界的有名絵画を観る

イギリスでは、博物館と同じく美術館もほとんどが無料です！
ロンドンには無料とは思えないほどの、スケールとコレクションを誇る美術館がたくさんあります。
時間の許す限り世界的名画をご堪能ください。

ナショナルギャラリー

西洋絵画の名作が2,300点以上収蔵されているナショナルギャラリーは、ロンドンで一押しの美術館です。
ひとつしか美術館に行けない！という方は、ナショナルギャラリーを選べば間違いないです。
ダ・ヴィンチ、ボッティチェリ、ラファエロ、レンブラント、ルーベンス、モネ、セザンヌ、ゴッホ、スーラなど世界的に知られる有名画家の数多くの傑作を目のあたりにすることができます。

ナショナルギャラリーについての詳細や、必見絵画はこちらの記事↓を参考にしてください。

◆おすすめ記事：【ロンドン】ナショナルギャラリーを100％楽しむコツ〜必見絵画・所要時間・回り方・お土産・レストラン・カフェ

テート・モダン

テート・モダンは今ロンドンで一番人気のモダン・コンテンポラリーアート美術館です。
絵にはあまり興味ないけど、美術館は行っておきたいなという方におすすめです。

４．世界遺産を訪れる

海外旅行に行ったら世界遺産が見たい！という方のためにロンドンの世界遺産をご紹介します。

ウェストミンスター寺院

英国王室ゆかりの荘厳な寺院。ウィリアム王子とキャサリン妃の結婚式が執り行われたことでも有名です。
外観も内部も非常に見ごたえがあり、寺院内には、三千人以上の偉大なイギリス人が埋葬されています。
内部は撮影禁止なのでご注意ください。

ロンドン塔

ウィリアム征服王が築いた中世の城砦。1000年近くの歴史の中で王宮や貴族の牢獄・処刑場、造幣所や天文台、さらには王立動物園ととして、さまざまな用途で使用されてきました。

英王室の宝飾類が並ぶクラウン・ジュエルと武具や甲冑などを展示するホワイトタワーは必見です。

ウェストミンスター宮殿（国会議事堂）

ロンドンの顔ともいえるビッグ・ベンを擁する国会議事堂は16世紀まで王宮として使用されていました。
有名なビッグ・ベンは絶対見ておきたいスポットですが、2021年まで改修工事中で美しい姿の全貌を見ることはできませんので、ご注意ください。
国会議事堂は土曜日限定で見学ツアーが開催されています。

グリニッジ

テムズ川河畔にある王室と英国海軍ゆかりの街グリニッジ。
国立海洋博物館や1869年に建造されたカティー・サーク号、旧王立天文台、マーケットなど見どころ満点のスポットでもあります。

キューガーデンズ

世界でも最大規模の植物園。
キューガーデンズでは、世界中の珍しい植物を見る以外にも、広大な園内に点在するテーマガーデンも見逃せません。
園内はとにかく広いので、ピクニック気分で訪れましょう。

冬季は最終入場が15時とはやいので、ご注意ください。

そのほかのおすすめの名所や観光スポットについては、こちらの記事↓を参考にしてください。
◆おすすめ記事：【イギリス】ロンドンで絶対に行くべき名所10選＆プラスで訪れたい観光スポット10選

５．高級ホテルのアフタヌーンティーで優雅なときを過ごす

イギリスといえばアフタヌーンティー！せっかくの海外旅行の機会ならば、高級ホテルでのリッチなティータイムをぜひ体験してみてください。

おすすめのアフタヌーンティーについては、こちらの記事↓を参考にしてください。
◆おすすめ記事：ロンドンのアフタヌーンティー〜予算別おすすめ10選【予約方法・服装・楽しみ方】

６．広大な公園でのんびりする

ロンドンには、リージェンツ・パーク、ハイド・パーク、などの広大な公園がたくさんあり、多くの人がのんびりと時を過ごしています。
春夏のお天気が良い日には、ロンドナーに混ざって芝生の上でピクニックをしたり、日本では見たことがない巨大な野鳥を眺めたりしてみるのもおすすめです。

７．二階建てのロンドンバス「ダブルデッカー」で街を巡る

ロンドンのアイコンといえば、赤い二階建てのロンドンバス！
外から写真を撮るだけでも、素敵な思い出になりますが、時間があればぜひ乗車してみてください。

路線番号11番のバスは、まるで観光バスツアーに参加しているかのように、次々と観光名所を巡ってくれるのでおすすめです。
ウェストミンスター寺院（車窓からビッグ・ベン、ロンドン・アイも見えます）、ホース・ガース、トラファルガー広場（ナショナルギャラリー）、コヴェント・ガーデン、セント・ポール大聖堂などを通ります。
途中下車して、散策や教会内部の見学をするのも良いですね。
2階の最前列の席を確保して、ロンドンの街並みを楽しんでください。

◆ルート11のルート案内とマップ（英語）

注意したいのが、ロンドンバスでは、現金での乗車は受け付けていません。
オイスターカードという日本のSuicaのようなカードが必要です。

バスの乗車方法やオイスターカードについての詳細は、こちらの記事↓をご確認ください。

◆おすすめ記事：現金はダメ！？ロンドンバスの乗り方ガイド【2019】料金・路線図・アプリ

◆おすすめ記事：ロンドン・オイスターカードの完全ガイド（購入方法・チャージ・払い戻し・料金比較）

８．建物も美しい老舗百貨店でショッピングをする

ロンドンにはまとめてショッピングできる美しいデパートがいくつもあります。
通りを歩きながらのショッピングも楽しいですが、デパート独自の品ぞろえやオリジナル商品、建物自体も一見の価値ありです。
ぜひスケジュールに組み込んでみてください。

ハロッズ

世界で最も有名な百貨店といっても過言ではない英国王室御用達の老舗百貨店ハロッズもぜひ訪れてほしいスポットです。

広大な店内のなかで、おすすめは、Lower Ground Floor（日本の地下１階）のハロッズギフトショップとGround Floor（日本の１階）の食料品コーナー。
ハロッズギフトショップでは、イギリス土産らしいハロッズオリジナルアイテムが購入できます。
食料品コーナーでは、フレッシュな生鮮食品から、紅茶やチョコレートなどのお菓子などがびっしり並びます。
ぜひお気に入りのお土産をみつけてくださいね。

セルフリッジス

ありとあらゆるモノが揃う大型デパート。取り扱うブランドも多彩でおしゃれが好きな方におすすめのデパートです。
１階のコスメと食品コーナーも充実しています。営業時間が長いのも魅力です。

リバティ

伝統的なプリントで有名なリバティ百貨店。
オックスフォード・サーカスのリージェント・ストリート沿いにあり、アクセスも抜群です。
テューダー調の外観が目を引く建物は、内装も美しく、デパートとは思えないほど！

店内では、日本でも大人気の小花柄のリバティプリントの生地や手芸雑貨、ホームウェアがゲットできます。

リバティグッズ以外にも、コスメ、メンズ・レディースファッション、アクセサリー、家具、ステーショナリーなどおしゃれなアイテムがずらりと並びます。

フォートナム＆メイソン

紅茶で有名なフォートナム＆メイソンは、ロンドンお土産のまとめ買いにもぴったりです。
入店してすぐに目の前に並ぶ、何百種類もの紅茶やジャム、お菓子たちは見た目も味も抜群。
上階には、ホームウェア、コスメやフレグランス、ファッションアイテムもあり、大切な人へや自分へのちょっと贅沢なお土産も購入できます。
それほど大きなデパートではないので、短時間でショッピングしたい！という方にもおすすめの場所です。

９．リージェント・ストリートを歩く

オックスフォード・サーカスの北側から、ピカデリー・サーカスを経てさらに南まで続くストリート。
赤い２階建てのロンドンバスとヨーロッパらしい建物の街並みがとても美しく、「ロンドンに来たんだなぁ」と実感できる通りです。

ファストファッションから高級ブランドまでさまざまなショップが並んでおり、前述の老舗デパート「リバティ」も、リージェント・ストリートを歩いていればすぐ見つけられます。

10．マーケットでお買い物を楽しむ

ロンドンでは、各地でさまざまなマーケットが開催されています。
マーケットを訪れる際は、事前に開催されている曜日と時間をしっかりチェックしておきましょう。
また、スリが発生するので、貴重品にはとくに気を配りましょう。

ポートベロー・マーケット

ヨーロッパ最大のアンティークマーケット、ポートベロー・マーケットはアンティーク好きの方には絶対見逃せないスポットです。
かわいい街並みを歩くだけでも楽しいノッティング・ヒルで開催されています。

アンティークマーケットのメインは土曜日で、金曜日もアンティークのストールが出ます。
月曜から木曜は、アンティークのストールは出ませんが、衣類・野菜や果物・アクセサリーなどのストールが並びます。

バラ・マーケット

新鮮な野菜、手作りのパンやチーズなどおいしい食材が並ぶ食品のマーケット。
テイクアウトの屋台もでるので、ランチにもおすすめです。
月曜日と火曜日は、一部のお店が営業していません。
日曜日はお休みですが、12月限定でオープンしています。

まとめ

数ある観光スポットやエンターテインメントの中から選りすぐりのものをセレクトしました。
ロンドンでしたいことは見つかったでしょうか？
時間の許す限りロンドン旅行を楽しんでくださいね。

もっと詳細に観光プランをたてたい場合は、ロコタビのサービスを利用して、ロンドン在住日本人のロコにプラン作成をしてもらうのもおすすめです。
Q&Aは無料なので、ほかにも疑問点やお困りごとがあるときは、お気軽に相談してみてください。

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