kusaushiさん

パリ、ニース 、カンヌ

  • エンタメ

kusaushiさん

エンタメの仕事をしており、
5月後半にパリとニース、カンヌに行く予定です。
2つありまして、
1 フランスの日本語がわかる子ども達に紙芝居ショーをしてあげたい。
2 パフォーマンスショーをしたい

です。
1の紙芝居ショーですが、日本ではジュンク堂書店にて70回以上アンパンマン紙芝居をしており、
やなせたかしの世界展沖縄ではアンパンマン紙芝居を担当させて頂きました。
紙芝居は日本の伝統であり、私なりに馴染みやすくアレンジしております。
これは私はボランティアでも構いませんのでどなたか社会貢献活動に興味がありましたらお願いしたいです。

2のパフォーマンスショーですが、フォーマルな場所、またはストリートでも可能で、チップ制でも構いません。
昨年はNHKで沖縄地区、九州地区、全国で放送、特集して頂いたり、現在、イオンなどなどでパフォーマンスしております。
施設内を歩き回りながら出会った人々にパフォーマンスをするのが得意です。

形になるようでしたら頻度を増やしたいです。

どなたか紹介かアテンドお願いできましたらと思います。

あと単純に友達も募集中です。笑

2019年2月12日 12時33分

クマさんの回答

パリ在住のロコ、クマさん

kusaushi さん

お問合せ、拝読させて頂きました。
5月後半の企画ですが、、、私の経験から、現地事情をお話させて頂きます。

1 『 フランスの日本語がわかる子ども達に紙芝居ショー 』
先ず、フランスで日本語教育が行われている環境ですが、Parisですと中学・高校レベルの一部の学校で、外国語学習の選択枠として日本語を習います、これはフランス人生徒の場合。 幼児教育として日本語を習う場合は、教育機関と言うよりも、私立の学習塾で、日本人の子供の為の日本語学習(週に2~3回程度)です。 因りまして、仰っている「子供達」が、小学生レベルを指す事になりますと、フランス人児童で、日本語の解る子供は皆無です。 もし、より上級レベルの中・高校などの学校ですと、これは、学校宛に依頼状を作製・送付し、許可を得ませんと動きません。 私学の場合は、まだ容易な点がありますが、公立校ですと先ず無理 - 制度上、日本の公的機関、例えば 文科省辺りの書面が必要、個人レベルでは動きません。
その他、日本語教育が、行われて居ますのは大人向けの学習機関です。 ですので、逆に大人向け、家族も含む形で、どちらかの日本語教育講座を持つ機関(殆ど私立)にアプローチされてはと思います。
Parisですと、3~4校、在フランス日本人会にも日本語講座があります。
以前、Japan Festivalを企画・手配しておりました時、1度 紙芝居の上演を行いましたが、その際の観客は、任意のPublic-大人でした。
2 『 パフォーマンスショー 』
どの様なPetformanceを行われるのか、分りませんが、これも一筋縄では行かない部分があります。 Street等、公共スペースでのPerformanceは、全て許可制です。 Streetなどの公道は、その地区の所轄Policeの許可、Metro等の構内は、RATP(Paris市交通公団)の審査を受けて許可を入手、SNCF(フランス国鉄)は禁止です。 又、Tipは、任意のもので、原則は収入申告の必要あり、それ以外は違法です-詰まり、ボランテイア公演が前提と考えて置いた方がBest。 それ以外、施設内等の公共スペース (商業空間や、ショッピング・モール内の空間)も全て許可制 - 少なくとも、出入り口にはSecurity人員を配備してますし、スペース内での行為は、その管理下になります。 Formalな場所となりますと、上演を受入れてくれる機関、又は、協力をしてくれる機関を見つける必要があります。 通常では、興行権を有するイベント企画業者を通じて行う行為ですので、多額の費用が掛かります。 ですので、Spaceを貸してくれ (これも有料でしょう)、上演を行わせてくれる、謂わば Association = 非利益団体しか手が無い様に考えます。 詰まり、Association運営の為の資金公演として、Association主催で行う(これである限り、興行権は免除される) Parisですと、 「Espace Japon=エスパス・ジャポン」などの日系AssociationはSpaceを持ってます。 Spaceを持たないAssociationの場合は、どこかをRental (当然、上演者の負担分も出ます)して行うこととなります。

現実的に考えますと、この様な事情です。 日本の社会状況とはかなり掛け離れた(180度違う)社会環境ですから、具体化させるとなりますと、かなり時間を掛けての事前準備+費用が必要です。
日本風の善意は、全く通じない社会です、許可なり権利が有って初めて、何かが出来る社会ですから、独断の行為は(直ぐに不審と思われます)、自己責任の範疇で、既存の社会性との見比べで判断されます。 これは、Parisだけではなく、南仏のNice、Cannesでも同様、いや、殆ど協力・助力をしてくれる団体が無いでしょうから、より多くの困難が予想されます。

貴殿の企画や意図は、理解出来ますので、情報提供等の助力出来る部分は、させて頂きますが、、、何分、ハードルが凄く高いと考えて措かれた方が良いかと考えます。

2019年2月12日 16時28分

この回答への評価

kusaushiさん
★★★★★

Kuma様

この度は本当にいろいろと
書いて頂きましてありがとうございます!
内容もさることながら、とても時間をかけて伝えてくれようとしたお気持ちにも感動致しました。

厳しい状況だなとわかりました。
日本語の分かる子たちが少ないんですね。
年齢層を広げてみたいと思います。
いったん考え直すか何かしらの縁がある事を願いたいと思います。

施設やモールなどが難しいし、また費用もかかるのでしたら難しいですね、、、
Associationが大切なキーワードだなとも思いました。
いくつか調べてみたいと思います!

非常に博識かつ経験豊かな方と感じました。
一度お会いできればと思いますが、まだまだスケジュールを考え直さなくてはならないようです。

この度は誠にありがとうございました。
ご縁に感謝しております。

2019年2月12日 23時38分

追記

パリ在住のロコ、クマさん

kusaushi さん

街頭やMetroの通路、車両の中で、勝手にPaformanceを行っている人も偶に居る事も、事実です。 金銭稼ぎの為です。 又、それ以外の目的は考えられない、と見るのが一般的で、そう見られて当然です。 最後まで見ていませんから分りませんが、結果どうなっているのか、、、街頭はPolice、Metroは検札がチェックするのか、又は、どうでもよくて放って置くのか、、、少なくとも、車両内で行っているMusicなどの場合は、下ろされてますが、、、、チェックに会った時には、あれこれ調べられますし、当り処が悪いと、罰金とか何とか、と言うことにも為り兼ねない。
で、こそこそと行う訳で、余り良い気持ちには為らないでしょう。
最終的に、正攻法でしか、何かを行える権利は得られないのです。

2019年2月13日 2時55分

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