クアラルンプールの旅行ガイド情報

マレーシア・クアラルンプールの物価事情〜値段比較、外食費も調査しました

【クアラルンプール在住者執筆】日本と比べて物価が安いイメージのあるクアラルンプルですが、実際はどうなんでしょうか?今回は、旅行にかかる平均的な予算や、お得にお買い物ができるエリア、人気のお土産の相場をご紹介します。ぜひ旅の予算の参考にしてくださいね。

クアラルンプールの現在の物価事情

最近マレーシアがテレビの特集で放送される度によく言われるのは、マレーシアの物価は日本に比べて1/3ということです。実際に住んでみると、そこまで安くはない感じないです。もちろん何を選ぶかによって大きく変わってきますが、ローカルに近い暮らしをすれば1/3も不可能ではないかもしれません。日本から旅行に来る方は、日本より少しお得ぐらいの感覚で来られた方が良いでしょう。2018年に日本の消費税にあたる物品税(GST)が廃止されましたが、レストランやホテルで受けるサービス税(SST)は6パーセントかかります。

食事&食べ物の値段

外食はどこでするかによって大きく料金が変わってきます。屋台やフードコートですと、1食300円以下で食事ができるところもあります。レストランは日本の料金とあまり変わりはありません。日本食レストランですと、日本と比べて約1.5~2倍の料金がします。レストランによってはサービス税(SST)の6パーセントに加え、サービスチャージ(10パーセントが一般的)がかかるお店もあるので外食が割高に感じることもあります。

<チェーン店編>

クアラルンプール内の街中やショッピングモールの中に必ずあるのがスターバックスとマクドナルドです。日本より少しお得か同じぐらいの価格です。
「スターバックスコーヒー」 トールラテ 12.70リンギット(約340円)
「マクドナルド」 ビッグマック(単品) 12.80リンギット(約350円)

日系の外食チェーンですと、一風堂・はなまるうどんもあります。
「一風堂」白丸元味ラーメン 26.90リンギット(約730円)
「はなまるうどん」ぶっかけうどん 8リンギット(約220円)

<必食のクアラルンプール名物編>

マレーシアの国民食といえばナシレマです。ナシレマとはココナッツミルクで炊いたご飯にキュウリ、揚げた小魚、ピーナッツ、ゆで卵と辛いサンバルソースがのってるのが基本形です。そこに肉や魚を追加し、カスタマイズできます。最も一般的なのはフライドチキンがのってるものです。マレーシア人の大好物であるナシレマですが、マレーシアの首相も訪れる有名店が「Village Park Restaurant」です。名物のナシレマは10.50リンギット(約290円)です。

<ランチ編>

クアラルンプールのチキンライスの有名店といえば南香飯店(Nam Heong Chicken Rice)です。ガイドブックにも必ず載ってるお店です。ここのチキンライスセットが12.90リンギット(約350円)です。ローストチキンかスチームチキンが選べて、ご飯と野菜がついてきます。日本語のメニューもあります。チキンライスと聞くとシンガポールを思い浮かべる方も多いと思いますが、チキンライスの発祥はマレーシアです。

ショッピング時の値段

マレーシアで人気のお土産は、なまこ石鹸やBOHの紅茶、VINCCI(ヴィンチ)のサンダルなどです。どちらも安価な値段で手に入るので、おすすめのお土産です。節約している方には、屋台やフードコートでの飲食がおすすめです。

なまこ石鹸

美容効果が高いと評判のなまこ石鹸です。クアラルンプールではセントラルマーケットでの入手が一般的です。お店によって料金は違いますが1個12リンギット前後(約330円)します。日本のネットショッピングでは1,600円前後するので、マレーシアでの購入が断然お得です。お友達のお土産にも喜ばれますよ。

日用品・生活用品

普段から使用するアイテムの料金を紹介します。海外製か日本製またブランドによっても大きく変わってくるので、目安としてお考えください。日本製のアイテムは手に入りやすいですが、価格は1.5倍~2倍します。

「シャンプー」10~50リンギット(約270円~1,350円)
「歯磨き粉」10~30リンギット(約270円~810円)
「洗顔」10~50リンギット(約270円~1,350円)
「液状洗剤4kg」20~30リンギット(約540円~810円)

服・ファッション雑貨

服やファッション雑貨はどうでしょうか?
「メガネ」160リンギット~(約4,320円~)
「VINCCI(ヴィンチ)のサンダル」90~120リンギット(約2,430円~3,240円)
「H&MのTシャツ」30~100リンギット(約810円~2,700円)

屋台

クアラルンプール最大の屋台街といえばジャランアローです。繁華街のブキビンタンから徒歩で行けます。200メートルほどの通りに屋台やレストランが並びます。夜には多くの人でにぎわいますので、手回り品にほ十分に気をつけましょう。いろいろな屋台があるので、食べ歩きを楽しむのがおすすめです。

「サテー・マレーシア風焼鳥」2リンギット(約54円)
「海鮮ヌードル」10リンギット(約270円)
「点心」1リンギット(約27円)

カフェ・スイーツ

クアラルンプールではカフェやスイーツも充実してます。現在人気のタピオカのお店も多くあります。日本では行列のタピオカ店(ゴンチャ・The alleyなど)もクアラルンプールでは待ち時間なしで購入可能です。
「コーヒー」10リンギット(約270円)
「タピオカミルクティー」12リンギット(約330円)
「タピオカパンケーキ」17リンギット(約470円)

お酒と豚肉

マレーシアはイスラム教の国ですが、アルコールや豚肉はスーパーやコンビニで購入可能です。スーパーではアルコールや豚肉は別コーナーにあり、会計もそのコーナーで支払うパターンが多くなります。「ハラル」はイスラム教で許されたという意味があります。イスラム教で禁止されているアルコールや豚肉は「ノンハラル」と表示があります。お酒を飲まない人が多い為酒税は高めに設定されています。お酒の種類にもよりますが、アルコールの価格は日本のおよそ1.5~3倍です。豚肉は日本より少し割高です。
「アサヒスーパードライ320ml」9リンギット(約250円)
「豚肉のひき肉250g」9リンギット(約250円)

クアラルンプールへの旅費の目安

日本からクアラルンプールのみの滞在ですと、平均して2~3泊する方が一般的です。(航空運賃とホテルが一体となったツアーを選択、ホテルクラスを3~4つ星レベルとした場合で、ツアー代金4~7万円 + 交通費1,000円~3,000円 + 食費5,000~1万円等)経済的なホテルも多いですが、クアラルンプールは世界で一番お得に5つ星ホテルに宿泊できる都市と言われてます。高級ホテルで優雅にホテルステイを楽しむのもおすすめです。

物価の目安とお得な買い物方法

お土産ですと、セントラルマーケットが数と種類が豊富でおすすめです。またスーパーでもお菓子や紅茶のお土産をお得に購入できます。マレーシアはイスラム教の国ですので、お酒は日本より料金が高くなります。お酒好きの方は、ハッピーアワーを利用しましょう。お店にもよりますが、8~9時頃まで開催されてることが多くなります。

まとめ

クアラルンプールの物価についてご説明しましたが、いかがでしょうか?物価についてさらにわからないことがあればロコに質問してみましょう。