マンガ・ベトナム嫁日記:第2回『あなたの旦那さん、大丈夫?』

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

クリックorタップでベトナム説明

 

『マンガ・ベトナム嫁日記』とは……

シンチャオ(こんにちは)、川村です!

2010年にベトナムの古都フエへ日本語教師として移住。その3年後に商都ホーチミンへ移り、あるベトナム人女性の「横顔」に惚れ込み、私からの熱烈なアプローチの末に結婚。ベトナムでの新婚生活がはじまり、かわいい愛娘も授かりました。

順風満帆だな~と、思いきや! 妻は数カ国での留学・就学経験のある、いわゆる「エリート」。時折見せる彼女ならではの独特な発想と切れ味鋭いツッコミに、夫である私もタジタジ。今日こそは! と思いつつも結局は言い負かされてしまう……。そんな日常をお届けしたいと思います。

 

第2回『あなたの旦那さん、大丈夫?』

 

思いは一方通行!? 言葉にしないと心意気だって伝わらない

私とハーが当時を振り返ります。

川村

あの時は迷惑かけて申し訳なかったね

ハー

無理するなってあれほど言ったのに……

川村

ごめんなさい。でも、私はベトナムでは外国人でしょ? しかもお義母さんとは初対面! そこで、ベトナムに対して全く理解がない旦那だったら心配すると思ったんだよね

ハー

それはその通り。ただ、そこで無理してベトナム語を話す必要はなかったよ。お母さんは英語が話せるし

川村

この時はなんというか、心意気を見せたかったんだよ。「ベトナム語でちゃんと会話できる旦那である=ベトナムを理解している素晴らしい旦那」ということを……

ハー

裏目に出ちゃったよね。でも、大切なことは、言語ではなくて、あなたの意図がお母さんに伝わることだと思うんだよ

川村

でもなー、「あぁ、こいつ、頑張ってベトナム語話そうとしているな。いい奴だな」くらいは思ってもらいたかったな

ハー

そうか。でもそれって日本人らしい考え。お義母さんは日本人ではないし、英語での会話に慣れているから、言わないと伝わらないよね。仮に英語でもきちんと伝わればいい旦那だと思ってもらえたと思うよ

川村

なるほど……

ハー

まぁ、あなたは英語もまだまだだけどね

川村

はい、精進します

 

 

編集:ネルソン水嶋

  • ※当サイトのコンテンツ(テキスト、画像、その他のデータ)の無断転載・無断使用を固く禁じます。また、まとめサイトなどへの引用も厳禁です。
  • ※記事は現地事情に精通したライターが制作しておりますが、その国・地域の、すべての文化の紹介を保証するものではありません。

この記事を書いた人

川村 泰裕

川村 泰裕

2010年にベトナムの古都フエへ日本語教師として移住。その3年後に商都ホーチミンへ移り、あるベトナム人女性の「横顔」に惚れ込み、私からの熱烈なアプローチの末に結婚。しかし! 妻は数カ国での留学・就学経験のある、いわゆる「エリート」。時折見せる彼女ならではの独特な発想と切れ味鋭いツッコミに、夫である私もタジタジ。Twitterはこちら

この記事を書いた人

ムラケン

ムラケン

ムラケンです!ベトナム・ホーチミンシティ在住のイラストレーター。現地の魅力をお伝えするべく、生活の中での新たな発見や驚きを日常漫画にしつつ、イラスト活動をしています。市内のカフェで黙々と絵を描いている日本人がいたら、多分それはぼくです。Instagramはこちら。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加