ゴールドコーストの旅行ガイド情報

オーストラリア・ゴールドコーストの年間の気候と旅行中におすすめの服装

【オーストラリア・ゴールドコースト在住者執筆】旅行が決まったら持ち物の準備です。オーストラリアから日本までは約8時間のフライトで行くことができます。ゴールドコーストとの時差はプラス1時間ですが、オーストラリアの北部と南部では気温が全く違います。気温を確認して準備をおこなっても、いざ到着したら「自分だけ季節外れな格好をしていた!」なんてこともありますよね。
ここでは、ゴールドコーストの気候の特徴や、旅行中におすすめの服装をまとめました。あなたが旅行へ行く時期の最適な服装をチェックして、旅行準備を万全に整え、旅行を楽しみましょう。

オーストラリア・ゴールドコースト(サーファーズパラダイス)の年間の気候

オーストラリアは南半球に位置しているため、日本とは逆の季節になります。また、ゴールドコーストはオーストラリア最大の東海岸で約40kmもの美しいビーチが続いております。亜熱帯気候なので、1年中マリンスポーツやアウトドアスポーツを楽しむことができます。

年間の気温と降水量

1月 2月 3月 4月 5月 6月
GC平均気温(℃) 24 24 23 21 18 15
GC降水量 (㎜) 180 190 200 130 130 90
東京 平均気温(℃) 5.2 5.7 8.7 13.9 18.2 21.4
東京 降水量(㎜) 52.3 56.1 117.5 124.5 137.8 167.7
7月 8月 9月 10月 11月 12月
GC平均気温 (℃) 14 15 17 20 22 23
GC降水量(㎜) 70 50 50 80 100 130
東京 平均気温(℃) 25.0 26.4 22.5 17.5 12.1 7.6
東京 降水量(㎜) 153.5 168.2 209.9 197.8 92.5 51.0

出典:travelonline/Time-j Net

春(9月、10月、11月)のゴールドコースト

春の平均気温は最高25℃、最低15℃です。平均降水確率は24%で、9月の降水確率は19%と低くほとんど雨は降りません。雨が降ったとしても降水量は50〜60mmと、とても少ないため、観光のベストシーズンといえるでしょう。
ゴールドコーストの観光名所としても有名な、スプリングブルック国立公園では神秘的は景色と大自然の中の綺麗な空気を感じることができます。

夏(12月、1月、2月)のゴールドコースト

夏の平均気温は最高29℃、最低21℃と1日を通して気温の高い日が多いです。平均降水確率は36%で、2月の42%が1年間の中でも最高値を記録しています。この理由としてはサイクロンの影響があります。サーファーたちにとっては、サイクロンの影響による、ビックスウェルが発生するため世界最高峰クラスの波を楽しむことができます。

秋(3月、4月、5月)のゴールドコースト

秋の平均気温は最高26℃、最低17℃ととても過ごしやすい季節です。平均降水確率は33%で、3月初旬のサイクロンがなければ、比較的雨の日も少ないです。
また、毎年3月下旬から4月初旬に開催されるサーフィンの世界大会は、ワールドツアーの初戦であるため世界各国から、多くのプロフェッショナルサーファーが集まります。ゴールドコーストの海岸で、大会を観戦することができるのでお勧めします。

冬(6月、7月、8月)のゴールドコースト

冬の平均気温は最高21℃、最低10℃と気温は低くなりますが、日本の冬と比べると過ごしやすい気候です。ただ、朝と夜は気温が10℃近くまで下がるので、外出の際はパーカーやジャケットなど、1枚上に羽織るものを持って行くことをお勧めします。平均降水確率は18%で、雨の日は少ないです。
ゴールドコーストの冬のお勧めは、澄んだ空に登る綺麗な日の出を見ることです。7月の日の出の時間は6時40分頃になるので、少し早く起きてビーチサイドを散歩すると、清々しい1日を過ごすことができると思います。

オーストラリア・ゴールドコーストの旅行中の服装

オーストラリアは紫外線が強く、毎年、皮膚がんの治療を受ける人が1万人を超えると言われています。オーストラリアでは、政府が中心となり積極的に、紫外線対策を啓蒙しています。スローガンとして「Slip(長袖を着る), Slop(日焼け止めを塗る), Slap(帽子を被る), Wrap(サングラスをかける)」と言うことが周知されています。なので、旅行の際は日焼け止め対策をしっかりするようにしてください。

紫外線について

紫外線には、UV-A, UV-B, UV-Cの3種類があり、地表に届くのは、UV-AとUV-Bの2つと言われています。主にUV-Aが紫外線の約95%を占めており、肌の老化やシワの原因となると言われております。もう一つの紫外線、UV-Bは日焼けを引き起こす要因であり、シミや皮膚がん、白内障の原因になると言われております。
紫外線の強さは気候と関係しないため、常に紫外線対策を心がける必要があります。

ゴールドコーストの服装 ( 季節別 )

春(9月、10月、11月)の服装・UV指数

平均UV指数は9 ( 日本の春の平均UV指数は7 )、平均気温は26℃で降水確率も低く観光のベストシーズンと言われております。オーストラリアでは、日焼け対策として政府が長袖を着ることを推進しているため、長袖に短パンというスタイルが多いです。

夏(12月、1月、2月)の服装・UV指数

平均UV指数は12 ( 日本の夏の平均UV指数は10 )、平均気温は29℃近くまで上がるため、T-シャツ・短パンの服装が多くなると思います。紫外線が一番強くなるオーストラリアの夏は、午前10時から午後3時が紫外線のピークと言われています。日中は必ず、日焼け止めを塗り、サングラスと帽子を持参することをおすすめします。

秋(3月、4月、5月)の服装・UV指数

平均UV指数は9 ( 日本の秋の平均UV指数は6 )、平均気温26℃と少し涼しくなり、日差しも弱くなりますが紫外線の強さは低くはありません。基本的に、T-シャツ・短パンで快適に過ごすことができますが、日焼け対策は忘れないようにしてください。

冬(6月、7月、8月)の服装・UV指数

平均UV指数は4 ( 日本の冬の平均UV指数は2 )、平均気温は21℃と低くなり、朝方と夕方は肌寒くなります。日中はTシャツでも過ごすことができますが、上に1枚羽織るものを常に用意しておくことをおすすめします。

オーストラリア・ゴールドコーストの年間の水温と波高

オーストラリアのゴールドコーストは、水温が20℃以下になることがなく、1年中マリンスポーツを楽しむことができます。冬の間は気温と水温が同じくらいになり、海水浴をするには少し寒くなりますが、昼間の日差しが強い時間帯などは可能です。また、ゴールドコーストで海水浴をする際は、遊泳エリアが決められており、ライフセーバーが海難事故防止のため監視しています。ルールと安全に気をつけ、ゴールドコーストの綺麗なビーチを楽しんでください。

年間の水温と波高(サーファーズ・パラダイス)

1月 2月 3月 4月 5月 6月
波高( ft ) 6 6 6 7 7 7
水温(℃) 26 27 26 25 24 22
7月 8月 9月 10月 11月 12月
波高( ft )   7 6 6 6 6 6
水温(℃) 21 21 21 22 24 25

まとめ

年間を通して、基本的に過ごしやすい気候となっております。日本と比べて湿度は低くカラッとした天気が多いため、気温が高くても気持ちよく過ごすことができると思います。ただ、紫外線は強いで日焼け対策は常に心がけるようにしてください。