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ドバイの物価

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ドバイの物価

ドバイは日本と比べても全体的な物価が高く、残念ながら決して安く旅行や生活ができる国ではありません。2018年からは消費税(VAT)5%も導入されています。
今回はそんなドバイの物価をご紹介いたします。

※以下、2018年1月下旬現在のレート(AED1≒30円)で計算しています。レートは非常に変わりやすいため、目安として考えて下さい。各商品の値段も2018年1月現在のものです。

<飲食店>
世界の都市の物価の指標となるのはマクドナルドやスターバックスの値段。日本でお馴染みのチェーン店から、現地の人々がランチで食べるものを調べてみました。

スタ―バックス トールラテ AED16 / 480 円
マクドナルド  ビックマック(単品)AED15 / 450 円
カジュアルなイタリアンレストランのパスタ AED50 / 1,500円 前後
フードコートの和風弁当 AED50 / 1,500円 前後

ドバイには、富裕層の現地人や旅行客をターゲットにした超高級レストランがたくさんあり、食事を楽しむということには事欠きませんが、そういったお店ではコースメニューで、AED450 / 13,500円前後にプラスドリンク代が掛かってきますので、気軽には行くには躊躇してしまうかもしれません。

ちなみに、有名な7つ星ホテルと謳われるバージュアルアラブでは、カリナリーフライトという、ホテル内の4つのレストランを順番に回り、スターターはこのレストラン、メインはあのレストランという風に4つのレストランの味を一度に楽しめるというメニューがあります。

料金は驚きの一人AED1,945 / 58,350円!

せっかくドバイに来たからには、一度は高級レストランで食事を楽しむというのも、良い思い出になりますよね。ぜひドレスアップをして贅沢な時間を楽しんでください。セレブ気分を味わえます。

<お酒>
ドバイを含むアラブ首長国連邦はイスラム教国のため、お酒の販売は日本と比べると非常に限られています。
基本的にスーパーやコンビニでは販売しておらず、リカーパーミットという免許証を政府機関に発行してもらい、専用のお店で購入をするか、お酒の提供を許されたレストランやバー、パブ、ラウンジなどで注文をし、楽しむということになります。

そのため、お酒は日本に比べると非常に高くなります。

一般的なパブの生ビールやグラスワイン AED45 / 1,350円 前後

ドバイ国際空港の免税店ではお酒が比較的安く売られているため、海外出張や旅行の帰りにお酒をまとめて購入し、自宅に持ち帰る人も多いです。

もちろん旅行客も購入できます。節約をしたい人は、到着時に空港で購入して宿泊先のホテルのお部屋の中でお酒を楽しむというのもおすすめです。(注意:ドバイでは公共エリアでの飲酒は禁止されているため、あくまでも宿泊先のお部屋で楽しんでくださいね)

<旅の必需品・交通費、その他>
在住者だけでなく、旅行者も必ず利用する交通機関やお菓子類についても調べてみました。

ドバイメトロ(一区間) AED3 / 90円前後
ドバイトラム(一区間) AED3 / 90円前後
パームジュメイラを走るモノレール (ゲートウェイステーションーアトランティスザパーム)片道AED20 / 600円
タクシー(初乗り)AED 5 / 150円
エアポートタクシー(初乗り) AED25 / 750円

交通費は比較的安く設定されています。と言うのも、ドバイは発展途上国からの外国人の出稼ぎの人たちが多く暮らしているため、その人々の移動手段として欠かせないものだからです。

ちなみにドバイメトロの乗客は、ほほ100%が外国人です。(自国民は自家用車で移動するため)
なんともドバイらしい光景です。

ちなみにガソリンですが、やはり産油国ということもあり、1リットルAED3 / 90円前後と日本に比べるとかなりお安いです。

ペットボトルのお水(ローカル産) AED 1.5 / 50円
ポテトチップス(Lays) AED 7 / 210円
板チョコ(ローカル産) AED 3 / 90円

スーパーマーケットで手に入るこれらの商品も比較的お手頃価格です。ただし、これらはあくまでもローカル産のものに限ります。ドバイは地理的にヨーロッパに近いこともあり、ヨーッロパ諸国からの輸入品がたくさん売られていますが、それらは高級品という扱いで、値段も2倍、またはそれ以上に設定されています。

<ドバイお得情報>
旅行では欠かせないが外食費が高くなりがちなドバイですが、知っていると得をする情報をいくつかご紹介します。

1.ハッピーアワー
バーやラウンジでは、夕方(午後4時頃から7時頃)の時間帯は、ハッピーアワーということで、アルコールが半額になる等のオファーがよくあります。お酒が高いドバイですので、この時間帯を狙っていくのもおすすめです。

2.クーポン
GrouponやCoboneなど、お得なクーポンを購入できるサイトがあり、事前にクレジットカードでクーポンを購入していくと、食事が割引になったり、一名分購入すると二人目がフリー!というようなお得なサービスが受けられます。
レストランだけでなく、砂漠サファリツアーや観光ツアーなどのアクティビティ系や、スパ、ネイルサロンなどのクーポンもあり、使いこなせばお得に旅が楽しめるかもしれません。

3.レディースナイト
毎週〇曜日は女性はドリンクが2杯まで無料、などの女性限定でお得なサービスが受けられるバーやレストランもたくさんあります。曜日が限定されているので利用する場合が注意が必要です。興味がある人はインターネットで検索を。

比較的物価は高いドバイですが、せっかくの旅、贅沢するところと節約するところを使い分けて、滞在を楽しんでくださいね。