ブリスベンの旅行ガイド情報

オーストラリアの国内・国際電話のかけ方ガイド〜公衆・携帯電話・スマホ利用

【オーストラリア・ブリスベン在住者執筆】日本からオーストラリア、オーストラリア国内、オーストラリアから日本への国際電話のかけ方を解説します。
国番号など具体的なかけ方と、気になる料金、お得に国際電話をかけ方などご紹介します。

日本から現地のホテル等に電話をしたいときや、現地から日本へ電話をかけたいときにご活用ください。

オーストラリア・ブリスベンの電話事情

オーストラリアへ旅行に限らず、海外に行く際に気になるのが、オーストラリアでの電話事情ですよね。
オーストラリアに到着後、空港で携帯電話をレンタルして、現地のSIMカードを入れて携帯を使うことで、現地の番号を取得することができます。
もしくは、データのみのSIMカードを購入し、インターネット経由の電話を利用して通話したり、自分の日本で使っている携帯の番号のまま、データローミングを利用して電話をかけたりと、電話で連絡をする方法はさまざまです。
勿論、料金もまちまちで、比較して一番お得な方法をおすすめします。

日本からオーストラリアへ

オーストラリアの携帯電話・一般電話にかける場合

  • 001-国番号(61)-市外局番(最初の0をとる)-電話番号
  1. 最初の番号はそれぞれ携帯会社によって変わりますが、
    001(KDDI)/0033(NTT コミュニケーションズ)/0061(ソフトバンクテレコム)/005345(au)/009130(NTT docomo)/0046(ソフトバンク)
    が基本となっています。事前に自分の使っている携帯会社に確認しましょう。

  2. オーストラリアの国番号は+61です。

  3. ブリスベンを含むクイーンズランド州は07なので、7を打ちましょう。

  4. 相手先の番号を打ち込みます。

なので実際に打ってみると

001-61-7-1234567890
といった感じになります。
また、携帯電話に掛ける場合は「001-+61-1234567890」となり市外局番は必要ありません。国番号はどちらでも必須です。

通話料金は携帯会社によって異なりますが、さまざまなプランや携帯クレジットなどが出ているので、そちらに従って出国前に申請しておきましょう。大体の料金の例はこちらに記載しておきます。

例:KDDIスーパーワールドカードで日本からオーストラリアにかける場合(2019年)
1分まで6秒あたり17円
1分から3分まで6秒あたり17円
3分以降6秒あたり13円

例2:KDDIのIP電話(050サービス)
1分あたり50円

ブリスベンでローミング中の携帯電話にかける場合

国際ローミングサービスとは、サービスに加入しておくことで日本で使っている携帯電話番号そのままで、海外にいても発着信することができる便利な電話サービスです。

ローミングサービス中の携帯に日本から電話する場合は、普段どおり電話をかけるだけでいいので、特に他の番号を打つ必要はありません。
ただし、日本から国際ローミングサービスの携帯電話に着信した場合は、発信側と着信側両方に料金請求されます。(通常日本内同士の電話だと発信側のみの請求です)

着信側のローミングでも、どのようなプランに入っているかで通話料金が変わるので、電話をする際には緊急を要さない限り、先にメールやアプリなどで連絡をいれて尋ねるのが無難でしょう。

オーストラリアからオーストラリアへ

オーストラリアの携帯電話・一般電話にかける場合

自分の携帯を日本から持ってきて、ローミングをしてオーストラリアで使う場合も、国際電話料金が発生するのでおすすめは空港で携帯レンタルサービスを受けるか、SIMフリー携帯の場合はSIMの3日、5日、7日などのものを買って使うことです。

ローミングの携帯を使うよりも安く済むのと、余計な番号を押す必要がなくなります。
オーストラリアでの市内通話の家庭電話は、大体25¢、公衆電話は50¢ほどになります。

市外局番もこのようになっています。

エリア 市外局番
NSW(ニューサウスウェールズ) ACT(主と特別地域) 02
QLD(クイーンズランド) 07
VIC(ビクトリア) TAS(タスマニア) 03
WA(ウエスタンオーストラリア) 、SA(サウスオーストラリア)、NT(ノーザンテリトリー) 08

携帯電話にかける場合は番号をうち、普通にかければいいですが、家庭電話などは市外局番を先にうち、そのあとに番号を続けてうって電話をかけてください。

オーストラリアでローミング中の携帯電話にかける場合

滞在国から滞在国にいる携帯電話スマートフォンに着信した場合には、発信側と着信側の両方に料金が請求されます。なので非常におすすめできないかけ方です。

電話番号は、そのままでかければ繋がりますが、国際料金がお互いにかかるのでかなり高くつきます。

オーストラリアから日本へ

0011ー国番号(81)ー市外局番(最初の0をとる)ー電話番号

  1. 国際電話認識番号(オーストラリアから)を入力。0011。
  2. 日本の国番号を入力。81。
  3. 0を除いた市外局番を入力。 4.電話番号を入力して電話をかけます。

なので実際に打ってみるとこんな感じ。
0011-81-3-1234567

例:KDDIのジャパンダイレクトを使用の場合
最初の3分 一律2160円
3分後1分経過ごとに460円
→こちらは受信側が料金を支払うコレクトコールになるのでその上で発信して下さい。

※各携帯会社によって色々な対応があり、それぞれ料金も異なるので、自分にあったかけ方を出国前に準備することをおすすめします。

オーストラリア旅行中に使える電話の種類

携帯電話・スマートフォン

携帯電話を使う場合は、日本で事前に国際ローミングの申請をしていくか、オーストラリアでSIMカードを購入して携帯に差し替えます。
SIMカードは、通話機能付きとデータのみの場合があるので、電話を使いたい場合は通話機能付きを選びましょう。友達や親に電話するぐらいでしたら、データのみにしてLINEなどのアプリで電話したりするのでもいいでしょう。

ホテルの客室に設置されている一般電話

ホテルの電話にもよりますが、基本的にはオーストラリアから日本へ、オーストラリアからオーストラリアへかける方法で電話をしたら大丈夫です。
また、ホテルの電話を他に使う際は外線ダイヤル番号を押す必要があります。場所によっては、外線用のガイダンスが載っている場合もあるのでそちらに従いましょう。
料金はチェックアウトの際に提示されるので、帰りに支払いましょう。

公衆電話

公衆電話は市内通話なら $0.50で時間無制限で電話をかけることが出来ます。10¢、20¢、50¢、$1のコインが使えますが、おつりは戻ってきません。
テレフォンカードはテルストラ(Telstra)という携帯会社が発行しており、日本のような使い方で電話をかけることが出来ます。こちらのスーパーやニュースエージェンシー、郵便局、お土産屋、コンビニなど比較的どこでも手に入れることが可能です。

インターネット経由での国際電話のかけ方

格安国際電話サービス

日本にある格安国際電話サービスをご存知ですか?世界18カ国1分1円で国際電話できるというすばらしい規格の「TELINK」。
残念ながらオーストラリアは対象外ですが、これから対象になる可能性もあるので知っておいて損はありません。

通話通信サービスのG-CALLもありますがこちらは特に国内に力をいれてるそう。とはいえ海外の通話や海外携帯レンタル、WiFiレンタルなどもしているのでおすすめ。事前に予約してWiFiルーターを持っていくことができます。

無料インターネット電話

WiFiをつかったアプリでの電話で一番おすすめは、やはりLINE電話です。音質はさながらテレビ電話もできてしまうので、正直WiFiさえあれば無料で通話できるので、本当にありがたいです。
他にはフェイスブックのMessenger通話や、スカイプなどもありますが一番操作が簡単なのはやはりLINEですね。

プランの国際電話通話サービスを使用

日本のプラン内にも、月々いくら払えば国際通話が何分まで無料というものがあると思います。
オーストラリアも同様で、大手通信会社は大体150分まで無料だったり、月々の支払いによっては無制限でかけることが出来ます。(※国は限られていますが日本は範囲内です)
なので海外にかけそうな場合は、あらかじめそれを視野に入れて通話プランなどの見直しをすることも大切だと思います。

SIMカード不要?! 話題のクラウドSIM

インターネット経由で国際電話をかける場合はもちろんネットへの接続が必要ですよね。
海外でネットを使う手段のひとつに、今話題の「クラウドSIM」というサービスがあります。
なんとこちらはSIMカードが不要で、全世界100ヶ国以上で使用可能です。
このサービスはレンタルではなくクラウドSIM搭載の機種の事前購入が必要ですが、海外に着いたらスイッチひとつでインターネットへの接続が可能です。
旅行から帰ってきてからも日本国内でも利用可能なので、WiFiサービスはこれ一台でOKです。

特に一度に複数の国に行かれる方には断然おすすめなサービスです。

おすすめはグローカルネット
こちら初期費用として、機種代、月額基本料金プラス海外利用料が780円(300MB)/日~で利用可能です。

まとめ

海外に電話、海外から電話をかけるとなると、料金も含め心配なことがたくさんあると思います。
旅行先に付いてからだと申請が困難だったりするので、事前に携帯会社に連絡したり、WiFiの予約をするなどをして、いざというときに電話が使えるようにしていきましょう。
また、ブリスベンにも日本領事館があるので、何かトラブルに巻き込まれた際などどこに連絡ととるかなどの確認もして、快適な旅行を楽しんでくださいね。

また、留学や、海外旅行でも1ヶ月以上の長期滞在の場合は、迷わず現地の携帯を買ってしまいましょう。
スマートフォンでない、電話やテキストメインの携帯は3000円くらいから購入することができます。現地での通話は、オーストラリアの番号で、日本への通話は元々持っている携帯で、アプリを使って通話するのが一番お得な気がします、

他にも、ロコタビではさまざまなサービスを提供する現地在住者「ロコ」とコミュニケーションを取ることが出来ます。
現地の携帯事情やおすすめのSIMカード、携帯会社を聞きたい場合や不安だから買うのに同伴してほしい場合など、自分の希望にあったサービスを利用できるのもロコタビならではです。
分からないこと、知りたいことがあれば無料Q&Aで質問もできますのでぜひ利用してみてくださいね!