オーストラリア・ブリスベンの天気と気温、旅行中のおすすめの服装

【ブリスベン在住者執筆】オーストラリアと日本は季節が真逆で、気候や気温なども州によってそれぞれです。
年間の気候の特徴や、月や季節別のおすすめの服装、オーストラリアへの旅行のベストシーズンなどをまとめました。

気温を確認して準備をおこなっても、いざ到着したら「自分だけ季節外れな格好をしていた！」なんてこともありますよね。
あなたが旅行へ行く時期の最適な服装をチェックして、旅行準備を万全に整え、旅行を最大限楽しみましょう！

オーストラリア・ブリスベンの年間の天気・気候

南半球に位置するオーストラリアの季節は、日本と真逆です。また国土が広いため、都市ごとに年間の気候がだいぶ変わってきます。
ブリスベンはオーストラリア大陸の東海岸に位置しており、日本の沖縄と同じ亜熱帯気候に属しています。なので、比較的に年間を通しての平均気温が高めで、冬でも過ごしやすい気候です。
季節ごとに特徴を見ていきましょう。

ブリスベンの年間の気温と降水量

ブリスベンは年間を通して比較的暖かい気候で、冬の最低気温が10℃を下回ることはあまりありません。
年間の平均最高気温は25.5℃、平均最低気温は15.7℃です。オーストラリアの他の地域と比べて、雨は多くなります。
また、1年で最も降水量の多い時期は夏で、1月2月は150mm程度の降水量があります。

出典：オーストラリア気象庁
出典：日本気象庁「観測開始からの毎月の値（東京・気温/降水量）」

春（9月、10月、11月）のブリスベン

春の平均最高気温は22.7℃、平均最低気温は15.6℃です。降水量は比較的少なく、平均降雨量は72.7mmです。
春のうちでは9月が最も雨が少ないため、観光のベストシーズンといえるでしょう。
おすすめスポットは、Roma Street Parkland（ローマストリートパークランド）という植物公園！春にはたくさんの花々が咲き誇りのんびりした時間を過ごせます。

※また、10月から4月の間は、オーストラリアではサマータイムが実施されますが、ブリスベンのあるクイーンズランド州ではサマータイムがないので通常通りの時差になります。

夏（12月、1月、2月）のブリスベン

夏の平均最高気温は29.2℃、平均最低気温は20.4℃と、1日を通して気温の高い日が多いです。降水量は夏に最も多くなり、平均降雨量は150.4mmです。
雨が多いからといっても、湿度はそこまで高くなく、天気が雨が続いたとしてもそこまで不快指数は高くありません。
おすすめスポットは、サウスバンクという地区にあるStreet Beachという人工ビーチ！すぐ近くにビーチがないため、街の中心地に作ったんだとか。
人工ビーチですが本物の砂で囲まれていたり、ヤシの木が生い茂っていたりと、本物に劣らず美しい場所です。
ビーチからは川を挟んでブリスベンの街並みをみることができ、海と川と街という不思議なコンビネーションを味わうことができます。

中心地から歩いて15分ほどで行くことができ、金曜日の夜から日曜日まで、付近でマーケットが開かれていたりと連日多くの人が訪れる場所になっています。

秋（3月、4月、5月）のブリスベン

秋の平均最高気温は25.8℃、平均最低気温は16.4℃と、日本の秋よりも暖かいです。
降水量は冬に近づくにつれて少なくなり、平均降雨量は102.3mmです。観光に適した気候といえるでしょう。
おすすめスポットは、サウスバンク地区にあるクイーンズランド州立美術館。国内外から集められた作品を観ながら、芸術の秋を満喫しましょう。

冬（6月、7月、8月）のブリスベン

冬の平均最高気温は21.0℃、平均最低気温は10.2℃と、日本の冬よりも暖かいです。
冬場は雨が少なく、降水量が最も少ない季節でもあります。平均降雨量は56.7mmですが、湿度は日中でも40%以上あるので日本ほど乾燥は感じないでしょう。
おすすめスポットは、ハミルトン島！ブリスベン中心地から1000kmほど離れたところにある、世界最大の砂の島です。離島で星空を眺められるなんて、ロマンチックでいいですね。

※オーストラリアは、年間を通して日差しや紫外線が強いので、サングラスや帽子、日焼け止めクリームは必ずしましょう。
特に、ゴールドコーストやその他ビーチサイドに行く際はしっかりと塗り直して、対策しましょう。

ブリスベン旅行中におすすめの服装

旅行に行く際、荷物はできるだけ少なくしたいけれど、オシャレの手は抜きたくない！
そんなあなたにおすすめの服装・アイテムを季節ごとにまとめてみました。

春（9月、10月、11月）の服装

平均気温　最高：22.7℃　最低：15.6℃
初春に関しては日中は半袖で過ごせますが、朝晩は冷え込むときもあるので羽織もの（カーディガンやパーカー）を持っておくと安心です。

夏（12月、1月、2月）の服装

平均気温　最高：29.2℃　最低：20.4℃
半袖に短パンや、ワンピースなどラフな格好で快適に過ごせます。
しかし、屋内施設などは空調が強めに効いている場合が多いので、薄手の羽織もの（シャツやカーディガン）を持っておくと安心です。
小物アイテムとして帽子やサングラスなどを使って、オシャレついでに紫外線対策をするといいでしょう。

秋（3月、4月、5月）の服装

平均気温　最高：25.8℃　最低：16.4℃
日中は半袖で過ごせますが、朝晩は冷え込むときもあるので、羽織もの（カーディガンやパーカー）を持っておくと安心です。

冬（6月、7月、8月）の服装

平均気温　最高：21.0℃　最低：10.2℃
寒さが厳しくないため、コートやニットが必要な日はほとんどありません。
長袖のシャツやトレーナー、半袖にパーカーを羽織るなどして快適に過ごせます。

※年間を通して言えることは、ブリスベンは平均気温が高く、朝夜は冷えることはあっても昼間は冬でも暖かく感じることが多く、日中に半袖で歩く人を多く見かけます。
長袖であっても、薄手のものやパーカーなどの羽織物を持っていれば充分なので、厚手のコートなどはほぼ必要ありません。
もし必要となっても、オーストラリアで買えるのでその場合は現地購入を楽しみましょう。
また、州が変わると気温もがらりと変わるので、違う州にも行く場合は気をつけましょう。

雨の日のブリスベンの楽しみ方

ブリスベンは野外の観光スポットもたくさんありますが、屋内でも楽しめる場所はたくさんあります。
そのなかでもおすすめ3選をご紹介しますね。

• アウトレットのDFO

ブリスベン市内に2つある、ブリスベンのアウトレット。
オーストラリアのブランドも数多く、生活用品から服、アクセサリーなどさまざまなものが売っていて、オーストラリアで買い物するのにもおすすめの場所。
雨の日でも関係なくたのしめます。

• クイーンズランド アート ギャラリー（QUEENSLAND ART GALLERY)

オーストラリアの中でも展示数が多いの美術館で、入館料は無料なのもおすすめの理由の1つ。
美術館なので雨に関係なく楽しむことができます。

• Westfield Garden City

大手チェーンショッピングモール。
ほとんど全てのものが揃っているので、ここにいけば買い物も遊びも食事も全て済ませることができます。シティ中心からバスで行くことができるので交通の便も簡単で、おすすめの場所です。
雨の日用のグッズも売っているので、かわいいアイテム探しをしてみてはいかがですか？
Gaeden City以外にも店舗を持っているので、一番近場の場所に行くことをおすすめします！

まとめ

今回はブリスベンの気候について紹介しました。ブリスベンは比較的温暖な気候です。
しかし春・秋は日中と朝晩で気温差があるので、温度調節をしやすい服を多めに持って旅行に出掛けるといいでしょう。
特にブリスベンは海や山、自然に囲まれた地域なので、四季を通して様々な楽しみ方が可能です！気候の特徴をしっかり把握してブリスベンでの観光・生活を楽しみましょう！

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