ボローニャの旅行ガイド情報

ボローニャの治安・安全対策ガイド〜危険な地区・エリア、スリなど事例と対策

一般的にイタリアの治安を日本と比べると安全とは言えません。その中でも北部は比較的安全と言われていますが、スリなどの軽犯罪は意外と多いです。

ボローニャは街の人口の3分の1がボローニャ大学の学生と言われています。夏は学生たちが帰省するので、海のないボローニャでは地元の人たちは海や山沿いにバカンスに行くので、街は閑散とします。

治安の悪い場所は、ボローニャ大学の学部がある Via Zamboni, Via Petronio などは昼間もスリ、悪徳商法や自転車などの不正売買が行われ、物乞い・ジプシーなども常にいます。夕方以降暗くなってくると売人などもウロウロしているので気をつけたほうがよいでしょう。

市街地(チェントロ)は観光客の多い昼間の時間帯は比較的安全ですが、夜の移動などは交通機関(バス)は避けてタクシーでの移動をお勧めします。混んでいるバスの中では痴漢やスリが多いので、女性のみならず男性も注意してください。

ボローニャ中央駅の駅構内、付近も常に警官が巡回していますが、ジプシーやスリが多く発生するところですので時間を問わず大きな荷物を持っての移動の際は、手荷物(貴重品)には十分気をつけてください。

ジプシーなどお金をせびってくる人たちはダンボールやタオルなどを手に持って、気を取られているうちに鞄などから財布を盗みますので、変な人が近づいてきたら、とにかく鞄をぐっと持って気を取られずその場を離れることをお勧めします。逆に威勢を張って、相手にするといつの間にか鞄のチャックが開いているということがあります。(イタリア歴30年の知り合いもその手でやられそうになりました!)

日本とは違うという感覚を持って過ごしていれば、危険な状況は避けられると思いますので是非歴史のあるボローニャで楽しい観光をしにいらしてください。