ベルリンの旅行ガイド情報

ドイツ・ベルリン旅行中のインターネット・Wi-Fi利用方法〜SIMカードの購入方法を紹介

【ドイツ・ベルリン在住者執筆】 ドイツ・ベルリン旅行中でのインターネット利用方法は? スマホでのWifi接続は簡単にできる? ベルリン市内にフリーWifiは飛んでいる?
ドイツ・ベルリンのインターネット、Wifi環境を事前に把握しておくと、旅行中やいざといった際に安心です。

ドイツ・ベルリンでのインターネット環境は日本と比べると大体同様ですが、Wi-Fi環境は日本より整っているように感じます。
旅行先で撮影した写真を友達に送ったり、家族と連絡を取り合ったり、ネット環境は旅先で最も必要な設備のひとつではないでしょうか。日本帰国後に携帯契約会社から高額の国際データーローミング料金など請求されないように、しっかり情報を集め旅行を楽しめるように準備しておきましょう。

ベルリンで無料(フリー)Wifiが使用できる5つの場所

ベルリンに到着してから、「さてネットにどうやって繋げよう」、「無料のWifiはどこかな」と探すのは一苦労です。事前に「あそこに行けばネットが使える。」と頭に入れておけば、安心なベルリン滞在ができるでしょう。

ベルリン・テーゲル国際空港 / ベルリン・シェーネフェルト空港

日本からの到着便は大体の航空会社がテーゲル空港を使用します。到着して、空港建物内に入ると無料Wifiが飛んでいるので、スマホに接続することができます。荷物の受取りを待っている間に、日本の家族に到着の連絡をしたり、ベルリン市内までの交通機関を調べることができます。
他のヨーロッパの都市から格安航空会社を利用してベルリンに来る場合には、ベルリン・ショーネフェルト空港に到着する場合があります。こちらの空港は短期間で簡易に建設された国際空港ですが、しっかりWifi環境が整っており、接続可能です。

ベルリン市内の地下鉄(Uバーン)駅構内

ベルリンの交通機関で主要となる地下鉄(U-バーン)の駅構内で、何と無料でWifiにつなぐことができます。BVG(ベルリン交通局)が数年前から始めたサービスで、誰でも無料で使えるので、駅構内にパソコンを持ち込み、ベンチで仕事をしている人を見かけたりもします。
工事中の駅やベルリン郊外の駅だと、Wifiがない場合もありますので、ご注意くださいませ。

ショッピングモール

ショッピングモールにはWifiがあります。お買い物中や、カフェで一息、またはフードコートでランチを食べる際に、ネットに接続できるのは、嬉しいですね!

MALL OF BERLIN

  • 住所
    • Leipziger Pl. 12, 10117 Berlin
  • 営業時間
    • 10:00~21:00
  • 定休日
    • 日曜日定休

スターバックス&マクドナルド

日本でもおなじみのスタバとマックにはWifiがあります。日本に比べると店舗数は少ないですが、観光中やショッピング中に見かけることがあるので、ベルリンの店舗でもインターネットが使えると知っておいて、損は無いでしょう。
ベルリンの観光スポットの中で外せない、チェックポイントチャーリーのすぐ近くにマクドナルド、スターバックスがあります。

スターバックス

  • 住所
    • Friedrichstrasse 210, 10969 Berlin
  • 営業時間
    • 日曜〜金曜日 6:45~20:30
    • 土曜日 7:45~20:30

ホテル、カフェ、レストラン

ホテルには大体インターネット環境があるので、チェック・インの際にアクセスの仕方を聞いておくと良いでしょう。レストランでも観光客の多く集まる場所だと、Wifiがありますし、カフェも最近はノマドワーカーが多いので、Wifiを備えているカフェが増えています。店内にパソコンを持ち込んでいる人を見かけたら、Wifi有りと認識していいでしょう。レストランやカフェでは店員さんにWifiパスワードを聞いてアクセスしてください。

ベルリンンで24時間インターネットアクセスが必要な方には

仕事や商談などで、常にインターネットが必要な場合には、無料Wifiだけでは足りないでしょう。

ヨーロッパ専用Wifiルーター

ヨーロッパ専用、ヨーロッパ各国でWifiが使えるという老舗のユーロDATA。日本出発前に申込、自宅に宅配してくれるシステム。往復宅配料が無料というのも嬉しい。
3G/2G対応、1日590円で使い放題のプランが人気。

日本の携帯の海外パケット定額を利用

いわゆる国際ローミングですが、あまり主流な方法ではなくなってきました。面倒な設定がなく、日本の携帯をそのまま海外でも使える、という安心感が欲しい方におすすめです。
プランや機種によって、金額などまちまちですので、ご自身の契約通信会社にて詳細をご確認ください。

現地でSIMカードを購入

Wifiだけではなく、電話機能も必要な方には、現地のSIMカードを購入することをおすすめします。ご自身の携帯がSIMフリーの携帯かどうか事前に確認しておきましょう。
SIMカード購入は、ベルリン市内のキオスクや、各通信会社の店舗、電化製品店、スーパーマーケットやドラッグストアでも購入可能です。
写真付きの身分証明書とドイツ国内の住所(宿泊先のホテルの住所で問題ないようです)を提示するよう求められます。
ドイツ3大通信会社のどれも、旅行者向けにプリペイドSIMカードを発行しています。10ユーロでインターネット(通信量は各会社によって異なる)と、電話番号が手に入るので、とてもお得です。

旅行出発前に準備しておきたい事

海外で携帯を使用する際に、いつも心配なのが日本帰国後に予想外の携帯料金の請求が…というケースです。事前の設定で防げますので、出発前に必ず済ませましょう。

国際ローミングの落とし穴

何の設定もしないまま日本を出発し、海外でそのまま携帯を使用してしまった場合に、契約通信会社から何万円もの請求が来てしまう事があります。そんなミスを防ぐにはまずはモバイルデータ通信をオフ。

iPhoneの場合の手順:
1. 設定
2. モバイルデータ通信をOFFにする

Androidの場合の手順:
1. 設定
2. その他の設定、またはその他のネットワーク
3. データ通信、またはモバイルデータをOFFにする

アプリ自動更新をオフ

アプリの自動更新などは気づかないことが多く、大量の通信データが使われます。こちらもオフにしましょう。

iPhoneの場合の手順:
1. 設定
2. iTunes&AppSotre
3. 自動ダウンロードがONになっている全てのアプリをOFFにする
Androidの場合の手順:
1. Playストア
2. 設定
3. アプリの自動更新
4. アプリを自動更新しない、またはWi-Fi接続時のみアプリを自動更新するを選択する

クラウドサービスの同期設定をオフ

クラウドサービスの自動更新も、意外とデータ量を消費します。こちらもオフ。

iPhoneの場合の手順:
1. 設定
2. 自分の名前
3. iCloud
4. iCloudの機能がONになっている全てをOFFにする
Androidの場合の手順: 
1. 設定
2. アカウント
3. データの自動同期のチェックマークを外す

一番簡単で便利な「機内モード」

日本の空港を出発する際に、航空機機内で「機内モード」に設定してください、とのアナウンスが流れます。携帯電話の電源を切ることなく、航空機の通信の邪魔をしない、機内モード。この機内モードは海外でも役立ちます。電話機能は使えませんが、Wifiに接続可能で、ウェブサーチ、LINE、メール、アプリなど電話以外の機能が使えて、簡単そして便利なモードです。これだけは確実に覚えておきましょう。

SIMカード不要?! 話題のクラウドSIM

WiFiルーターをレンタルする人も多いと思いますが、海外でネットを使う手段のひとつに、今話題の「クラウドSIM」というサービスがあります。
なんとSIMカードが不要で、全世界100ヶ国以上で使用可能です。
こちらはレンタルではなくクラウドSIM搭載の機種の購入が必要ですが、海外に着いたらスイッチひとつでインターネットへの接続が可能です。
旅行から帰ってきてからも日本国内でも利用可能なので、WiFiサービスはこれ一台でOKです。

特に一度に複数の国に行かれる方には断然おすすめなサービスです。

おすすめはグローカルネット
こちら初期費用として、機種代、月額基本料金プラス海外利用料が780円(300MB)/日~で利用可能です。

まとめ

今ではスマホだけで、すべてこなせる時代になりました。国際ローミングの仕組みを理解すれば、高額請求は簡単に防げます。旅先での無料Wifiを有効に活用しましょう。困ったときには、ロコタビを通し現地のロコに相談しましょう。もちろん観光案内やおすすめの美味しいお店も情報通のロコがはりきってしてくれるでしょう。