タイ・バンコクの天気は？年間の気候と旅行中におすすめの服装

肌寒いことや、夜間冷えることもあるバンコク。時期に合った服装、念のために持って行った方が良いものを確認して、旅先でも快適に過ごしてくださいね。

タイ・バンコクの年間の気候

タイは四季ではなく三季、暑季（猛暑の季節）・雨季（雨が多い季節）・乾季（雨が降らない季節）です。暑くて歩くことができないほどの暑い時期もあれば、ブーツが欲しくなるほど冷えることもあります。また、大雨が続く時期には道が冠水することもありますが、逆に雨がまったく降らない時期もあります。

年間の気温と降水量

気温もですが、雨季と乾季の降水量の違いが激しいのがバンコクの特徴です。

出典：気象庁ホームページ

暑季（3月、4月、5月）のバンコク

朝から晩まで猛烈な暑さが続く最も暑い季節です。最高気温は４０度程になり、ローカルも長時間外を歩きません。熱射病に注意が必要です。観光プランもあまり日差しに注意したプランを立てましょう。

雨季（5月、6月、7月、9月、10月）のバンコク

毎日のように雨が降る季節です。といっても一日中降り続くことはあまりありません。激しいスコールが降り、1時間ほどでおさまってきます。空の様子を見て、休憩場所を見つけ時間を潰すことができればあまり雨に濡れることなく過ごすことができるので、ゆっくりとしたプランで行動しましょう。

乾季（9月、10月、11月、12月、1月2月）のバンコク

タイのハイシーズン、一年で最も過ごしやすい季節です。ただ、冷え込む日もあり、気温が20度を下回ることも。２０度以下と聞いても日本の感覚からするとあまり寒そうに感じられないかもしれませんが、バンコクには暖房器具もなく、シャワーの給湯器も寒さに対応いていません。寒がりな人は念のためにブランケットなどを持って行きましょう。

旅行中におすすめの服装

バンコクの季節を把握したところで、次に気になるのが服装ですよね。現地在住者だからこそわかる、季節別におすすめの服装と理由を徹底解説します。

暑季（3月、4月、5月）の服装

最低気温25度・最高気温37度
おすすめの服装：Tシャツ・短パンなど、常夏のイメージで！ただ、建物内は凍えるほど冷房が効いている場合があるので、薄手のパーカーなど、長袖の上着を用意しておきましょう。また、空港内は長時間いると極寒です！心配な方は厚手の上着やブランケットを持って行きましょう！

雨季（5月、6月、7月、8月、9月、10月）の服装

最低気温25度・最高気温35度
おすすめの服装：こちらも同じく常夏のイメージで！雨季はスコールで道が冠水してしまうこともあるので、長ズボンやロングスカートは避け、水に入っても大丈夫なサンダルを履いておくと安心です！
また傘やカッパを用意しておきましょう。緊急時にはコンビニで30バーツ程度でカッパを買うこともできます！

乾季（9月、10月、11月、12月、1月、2月）の服装

最低気温17度・最高気温34度・おすすめの服装：基本暖かい日は他の季節と同じく常夏ファッションで大丈夫ですが、朝起きて寒いと感じる日には、サンダルは控え、長袖のパーカーやカーディガンを羽織りましょう。薄い上着だけでは寒い場合があるので、併せて使えるストールを持って行くと便利です！

まとめ

いかがでしたでしょうか？意外と複雑なタイ・バンコクの季節。重ね着を上手にして気温の変化に合わせてみてくださいね。プラスで今気をつけたいのが、PM2.5です！バンコクの空気は日本より悪いので、心配な方はマスクをお忘れなく！
しっかり旅行準備をして素敵な思い出に残る旅にしてくださいね！